超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【何かこのジャンルではない感じ】七尾与史『死亡フラグが立ちました!』

ある種問題作と言えましょう。確かに発想はすごいとは思うけどこれをこじつけてしまうのは無理に感じてしまいました。面白いんだけどね…キワモノだねぇ。

【この治安の悪い地域で】ピーター・ロビンソン『罪深き眺め』

また長そうなシリーズものを引きあてました。そういうのに定評のある中の人でございます。この作品は元からアンフェアなので推理はせず事件の線が結ばれるまで根気強く読んでいきましょう。

【感電死からはじまる神父たちの死】竹本健司『闇の中の赤い馬』

この作品はちょっと賛否が出ちゃうかもなぁ…展開にやや難があるように映ってしまったので。あるキリスト教系の学校で起きてしまった落雷による死亡事故。ところがその後にも事故があったけど…あれれ?

【消えた特急に隠されたとんでもないもの】クライブ・カッスラー『マンハッタン特急を探せ』

強盗が押し入ったがためにその行方はしれなくなってしまったある特急。突如としてその行方を探すものたちが。実はその特急にはある文書があったとされているのです…

【そして消えていく…】菊池勇夫『アイヌ民族と日本人』

歴史はどうして、こうも繰り返すのでしょうね。どこかに彼らに対する優越感があったのでしょう。そしてそこに対等なんかはなかったんだよ…

『7つの不思議なお話』宮部みゆき『本所深川ふしぎ草紙』

本所深川で起きる不思議な物語たち。そこには様々な事柄があります。だけれどもそこに関わっていたのは人だったわけで。人って怖いものよね。

【鬼はそこにいるんだよ】朱川湊人『鬼棲むところ』

鬼がテーマの作品ですが、1つの例を除けば大体は人が鬼になる作品です。例外にした1作品はその人が特殊な力を持っているから。基本的に救われない作品が多めです。