明日からまたいつもの日々。
それもよいと思える日が来てるね。
冠婚葬祭のひみつ 岩波書店 2006年04月
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変わりゆくその形式
ありとあらゆる事象が変わっていくように
冠婚葬祭も歴史が下るにつれ
ある種の形がなくなったり、
より別の形を求められたりするようになります。
だけれども知れば知るほどに
あれ?と思うものも出てきてしまうんですよね。
まあ、それすらもなかなか言い出しづらいものが
あるのですが…
感想
うん、タイトルでなんか怪しいと思ったら…
所々で著者の本音が漏れだしています。
しかも毒なのが恐ろしいところ。
著者名で何となくピンとは来ていましたが
まさかのまさか、
このレーベルでしでかしやがりましたか(誉め言葉)
だけれども決して悪いわけではなくて
言っていることは正しいことがほとんどだからね。
~だからかわいそうとかいう意見とかは
きちんとやっているところの人たちに関しては
当てはまらないもの。
そういう人たちには毅然と対応するように
言っていますからね。
その人たちにとっては「それがベスト」なの。
決して犯罪を犯しているわけではなくて
婚姻届けを出していない関係になっているだけ。
そのいきさつはその人たちの理由でしょうし。
まあこれは冠婚葬祭に関わらず
どこでもいえると思うんだ。
まあ明らかに犯罪的なものはダメよ
いわゆる幼いことのそれとかはね。
そこに意思が尊重されないし。
していると言ってそれは根拠にはならないし。
(だって無理やり言わせてる場合もあるじゃん?)
ちなみに今こうして感想を書いている
結婚のことですが、昔は「女性は家庭に入るもの」という
もう不動のものがあったがゆえに重きが置かれていて
しきたりもまあまあえげつないなと感じましたね。
ええ、睦みごと関連ですね。
アルファベット3文字の方で言わせないでくれ。
品性だけは何とか保ちたいと思っているから。
それを結婚した初日で…ええということです。
こういうのも正直書くの赤面するからやめて。
一応変…でエッではあるけど書くのは恥ずかしいんだ。
しかも見張り役がいてですぜ?
もう私は気絶しますわ。
そのことのアドバイスまで書いているとかもーねー…
そう思うと婚前のそれがあるというのは
いい意味でも悪い意味でも大事だとは思うのですよ。
体の…というわけではなくてのちのちのそれね。
だいたい本能の行動だからそこに本性は出るもの。
あ、葬儀関連に関しても結構毒吐いています。
私は自分が死んだら直葬一択なので
クソ下らんと言ってはなんなのですが
そういうしがらみは一切ごめんです。
所詮私は一度死んでる人間です。
また元の世界に帰るだけです。
そして死んだらものに過ぎないんだ。
おわりに
この本はしきたりがいかにもろいものかを
解説した本でもあります。
毒がメインでなく、ここがメインね。
だからこそ気にする人、それでいい人はそのしきたりでいいけど
違和感を感じるのならばそうでなくてもいいということ。
ただ死に関しては関係者がいるので…
何とも言えないけれどもね。
「骨」の問題も結構根深いんだよね。
元も子もないけど、そこに何もはないのは現状だし…
うん、難しい問題だよ。