超雑読と趣味と

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【あの秘密は…】ダレン・シャン『ダレン・シャン 外伝』

一番忙しい水曜日がやってきます。

そして、また試練の時がやってきそうです。

大変なものだ、でもぶち破ってやる。

 

 

 

 

ダレン・シャン『ダレン・シャン 外伝』

ダレン・シャン 外伝
ダレン・シャン

小学館 2004年02月20日

by ヨメレバ

 

 

 

 

ちょっと別視点で

この本だけはカラーだったり、

ページに装飾が入っていたりと豪華です。

写真も豊富です。

 

ちなみに著者の写真が写っていたりします。

こんな方だったのかー…

 

ちなみに意外な事実も

出てきたりするんですよ。

 

感想

この本は本当にゆるいので、

感想も割とあっさりにするつもり…

ですが最近は長いで定評のある中の人です。

なので期待しないでね(?)

 

作品的に良かったのは

いびき大明神のガブナーの恋のお話ですね。

 

まあ恋人がいた時代も

やーーーーっぱりガブナーのいびきは

うるさかったようです。

 

彼は彼女であるリズに傷を負ったときに

助けてもらったことがきっかけで

恋人関係になったのです。

 

長い間その関係は続き

幸せそのものでした。

 

だけれどもバンパイアのその年月と

人間のその年月…

感覚はまったく異なるということを

ここまでシリーズを読んできた

あなたなら理解できますよね?

 

そう、リズも年を取ってしまったのです。

そして死が近づいてくるのです。

確実に、ガブナーよりも早く死ぬのです。

残酷だけれども。

 

出された結末は「関係の終結」でした。

リズが出した決断だったのです。

 

その文章は本当に

切なくなるものです。

絶対にこの差は埋まらないのです。

だからこそ、ともにいても意味がなくなるし

やがて悲しい結末を迎えるのです。

 

ならばその経験をする前に

別れたほうがマシなのです。

会ってもダメなのです。

 

そんなリズは、ガブナーにあるプレゼントを

しました。

それはね…

 

ある爆笑のあいつです。

でも結局リズの思ったことにはなりませんでしたね。

どんなに時が経っても、ガブナーは愛していたんですよ。

でも、お互いいてはいけないのですよ…

 

あとよかったのはサンタならぬ、シャンタの

プレゼント大作戦ですね。

シャンタのそりのハイテクさに驚くとともに

ある不安因子の芽が出ているんですよね。

 

おそらくこれが諸悪の根源だったんだろうな

と感じてしまいましたね。

 

もしもやつがもう少し素直じゃなければね…

物語の歴史にもifなんかありゃしないんだけど。

 

おわりに

この物語の主人公2名は

実は著者をモデルにしているんですよね。

 

つまり裏の側面の方はあのスティーブね。

彼は悪童だった時期の著者だそうです。

 

…確かに写真を見たけど

ヤンチャしてたんだろうなと思ったもの。

なんか憎めない雰囲気があるのよね。

 

ちなみにダレンは今の著者だそうで。

人って変わるものだよね。

 

これにておしまい!!