今日、明日一応有酸素確定。
ようやく天候都合のお休み入るや。
足の休養は大事です。
ダレン・シャン12 小学館 2007年06月28日
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最後の戦い、はじまる
とうとうここまでやってきましたね。
苦しみながらの読書となりましたが
ようやく最後まで走り切ることができました。
でももう少しだけ別シリーズも手を出すので…
お付き合いくださいね。
ついぞ諸悪の根源である
バンパニーズ大王との対決が始まります。
禁断の行為まで及んだあの悪党とね…
感想
これ、児童書の枠ではない本だねぇ…
この本にも一応ある人の経緯の部分で
そういうのが出てくるのでちょっと注意ね。
だけれども、あのアイツに関しては
ダレンやそのほかの言う通りで
「自分から悪の道へと突っ込んでいった」やつなの。
それは見せかけの強さなわけね。
だからこそ自分を誇示するために
「やってはいけないある行為」を行った時点で
すべてはもう失ってしまったのよ。
そしてミスター・タイニーによって
告げられたあまりにも残酷な事実は
やつのすべてを打ち砕くには十分だったのさ。
だってその真意の時点で彼の存在は
無も同然になり果てたのだったから。
そして、そのままではタイニーが望んだ未来に
なる恐れが出てくるわけですよ。
そりゃあまずい、とってもまずいわけです。
そこでダレンがとった行動がね…
どれだけその行動に至るのに並々ならぬ
勇気と苦痛を要しただろうと思うとね…
それこそが運命がたとえ決まっていたとしても
細くて細すぎて見えない光の筋を
見えるものにする唯一の手段だったのよね。
それはすべてが終わった後の
ある場面でももう1回やられることです。
確かにそのままでは突き付けられる運命は
変えられない部分はあるの。
過去の部分とかね。
だけれども、起きることはその意思次第で
変えることはできるの。
今回の戦いの終わりのようにね。
そしてそれは運命が見えるエバンナですら
その見るだけを変えてしまう力を持っていたの。
そう、エバンナの力は使い方を工夫すれば
決してミスター・タイニーの意のままには
いかない方法をとれるから…
これはあんまり詳細いいたくないな。
結構教訓を得られる巻でもあるからね。
おわりに
まあわかるだろうけど、
ある人物は決して救われないようになっています。
ダレンの場合は最終的な結末こそ
変えられなかったけどその分岐点を身を挺して
作り上げたのです。
ある人物はすべてをダレンのせいにして
その運命が決するときまで何も変われなかった…
いや、変わったけれどももう遅かったんだよね。
ただこの展開は別バージョンでは
違っているらしいので
それを望む方は
このエディションじゃないやつを読んでね。
(コミック版の方よ!!)
あとね、やつになる要素は誰しもが持ってるよ。
特にSNSがある世の中では
容易になりうるからね。
ゆめゆめ、そうならないように、だよ?
終