明日はどうなんだろう…
休みください、くださいよぉ…
ダレン・シャン10 小学館 2007年05月30日
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彼のかつての姿は…?
かの戦いで師を失ってしまったダレン。
そのショックはなかなか
癒えることがありませんでした。
そんな中シルク・ド・フリークに
彼の想い人であるデビーと警察官のアリスが
またやってきたのです。
どうやら彼女たちは
自分たちのために立ち上がろうとしていました。
そして、ダレンはハーキャットとともに
ハーキャットの正体を知るため
異世界へと旅立っていきます。
感想
バンパイアvsバンパニーズから
離れてしまうせいか
どうやらこの巻は人気薄みたいで…
えー…あまりシリアスすぎるの見続けるの
私正直つらいところだから
こういう閑話休題的なの大歓迎なんだけどな~
(お前のHPが少なすぎるのも問題だ!!)
今回は彼の正体を探るため
それはそれは本編と遜色のない
なかなか強烈な冒険をすることとなります。
ずるがしこいパンサーを倒したり、
ガマガエルからあるものを奪い取ってきたり、
ダレンにとっては少しうれしい、吸血のチャンスがあったり…
(だけれどもまずかったそうです!!)
さらにヘンテコな神殿である物質をとってきたり。
その結果、えらいこっちゃな事態に見舞われたり…
竜に襲われたりもありましたね。
かいつまんでいきますとこんな感じでしょうか。
竜に関しては2回遭遇することになります。
最後の方が印象的かな。
ちなみにですが、途中、謎の海賊であるスピッツという
漁師が仲間になります。
まあダレンはこいつから血を吸うんですけれどもね。
でもね、何かこいつは匂うんですよ。
ダレンたちに何かーを隠してるの。
その懸念は現実に終盤に
恐ろしい事態へと発展するんですけれどもね。
ただ、この最後の出来事のいきさつを読んで思ったのは
本当ならば、こんなことをしなければよかったんだよね。
だけれども、このスピッツという男は
それができなかった挙句に
最悪の結末を突き付けられることになります。
(それは旅の最終目的地の性質にあったわけで)
そのあとについぞハーキャットの正体が
明らかになることになります。
そして究極の選択肢も…
おっとこれ以上はいけないね。
あまりべらべらしゃべったら、
楽しみがなくなっちまうよ。
おわりに
なにげに二人の関係は本当に友なんだよね。
ある大ピンチの時に、手に入れるべきものは状況上
なくなったと思ったらダレンが持っていたのよね。
その時のセリフが友情の深さを彷彿とさせるのよ。
そしてすべてが終わったとき、正体が分かったときに
ある変化があるんです。
うん、ちゃんとハーキャットは乗り越えたんよ。