束の間のお休み。
しっかり体をお休みませます。
もう少し週間予報に青いマーク…あっていいのよ?
ダレン・シャン11 小学館 2007年06月28日
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お、おう
正直ね…感想はあまり書きたくないんだな。
感想をあまり書きたくない出る作品も
そうそうはないんだけれどもね。
うっかり内容を仔細に書いてしまうと
それだけで気になる人は気になる要素を
一気に失せさせるばかりか
最悪ここで頓挫する可能性も…
そういう巻なんです、
そしてトラウマよ…
感想
※児童書にあるまじきくらいに
かなりどろどろとした描写と最悪の描写があります
海外作品こういうのあるからね…苦手な人即引き返す!!
今回ばかりは警告表示をさせていただきました。
まあこれ盛大にネタバレしちゃうので
言葉を選んで書きますが
やってはいけないことをやらかした描写があります。
それとある関係性の部分で
正直児童書の範疇に収めるのはいかがなものか
と思われるよく考えると…なのもあります。
多分ここいらへんは文化圏の違いということで
割り切るしかないと思いますが
それでもとてつもなく児童書としては強烈です。
反動食らった作品といえば
ある犯罪に加担したものたちの作品(上下巻)の
下巻が強烈でしたが
今回は別のトラウマ巻含めて、こっちに軍配が上がります。
あらかじめ彼らは実質的に運命として
エバンナやある人物(これ隠すね)は捉えているのです。
そして不可避であるということなのです。
途中でその運命は何回か垣間見ることのできるものですが
それは非常に厳しい現実だったわけです。
言ってしまえば、ダレンにとっては「ダレン側が」最悪の
結末をたどったほうがまだマシという残酷なもの。
確かにそれはそうなのかもしれませんね。
ラストのある場面に関して(タブー表現含む)は
確実にそれを思わせてくれる描写でしょう。
ただし、この本の中には
ある救いともいえる描写があるのです。
それとてもこの当時のダレンには酷でしかないでしょう。
何せあの状況ですから。
だけれども…もうすでにあるヤツは
超えてはいけない決定的な一線を越えて
もう逃れることのできないところまで行ってしまったのです。
それが何を意味するかは
きっと最終巻でわかるのでしょうね。
おわりに
わざと全ぼかしにしてやった。
そうでないとこの本のアイデンティティーは
全否定されるでしょうから。
あえてもう触れてやらない。
そうしたい本なんだな。
別のシリーズのヴォ(コラ)と同じような感じね。
でもこの黒幕も、実質似たよなものだと思うよ。