超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【すり替えられた荷物には秘密が】那須正幹『こちらズッコケ探偵事務所』

あまり飲まなくなった気がします。

一応明日は飲む日だけれども。

飲まない日と決まると体も頭もそれ用になるのです。

 

 

 

 

那須正幹『こちらズッコケ探偵事務所』

こちらズッコケ探偵事務所
那須正幹

ポプラ社 1986年10月

by ヨメレバ

 

 

 

 

モーちゃんの受難

それはハカセへのお見舞いのためのものを

もっていこうと思ったときに起きました。

 

どうやら荷物を間違って持っていた人がいたようで…

その不自然さに違和感を覚えたのですが

ハカセへとそれを持っていきます。

 

そして、悲劇は起きてしまったのです。

 

感想

モーちゃんはこういうの担当なのでしょうかね。

まーハチベエではだめでしょうよ。

彼ずーーーーっとうるさいでしょうからね。

(そもそもうるさいから最悪存在消されちゃう!!物語不成立よ!!)

 

今回は何やら訳ありのものだったようですよ。

そのためにモーちゃんは何者かに誘拐されて

すり替えられたものを出すように要求されるのです。

 

ン?と思うでしょう。

そうです、今回は本当にのっぴきならない事情が

隠されているのです。

 

この悪者たちはモーちゃんに口止めをしましたが

他の二人が絶対にだまっているわけがありません。

もちろんのこと、モーちゃんから事の一部始終を

聞き出してしまうわけでして。

 

そこからは大人顔負けのテクニックを使って

この悪者たちに迫っていきます。

ただし…この中には今は使ってはぜーったいにダメな方法があります。

ここのところ、出版年数の経過を感じますよね。

なのでよいこの皆さんはマネしちゃダメ!!

 

そんなこんなでモーちゃんが覚えていた監禁場所の状況を

絞り込むことができた三人組。

ついぞモーちゃんをひどい目に遭わせたやつらがいるであろう

場所へとやってきたわけで…

 

でもここでも一筋縄ではいきません。

何せ相手は巧みに正義の象徴から逃げおおせてきた

とんでもない悪者なのですから。

 

たとい警察を目の前にしてもしっぽを出そうとはしません。

それどころか何とかしても撒こうとしたわけです。

このままでは…

 

でもでも…ハカセ君はさすがです。

テストはからきしなのですが(緊張するから)

こういった相手を出し抜く手段はよく思いつくなと

思わせる技術を持っているのです。

 

ヒントは冒頭にやったこと。

ただそうしたわけではなかったのですよ…

 

おわりに

ちなみにですが今回、貴重なお宝シーンがあります。

なんと2名の女装(!!)がイラスト付きで出てきます。

思わずぶほぉってなってしまいましたよ。

しかもそのせいで小学生で見られない現象も…

 

本物の悪者が出てくるので

結構ハラハラさせられましたが…

いい方向に進んでよかったよかった。

 

おわり