完全枯渇、早朝のやつは
ストック物消化。
ダレン・シャン1 小学館 2001年06月14日
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蜘蛛好きな少年の悲劇
もしも彼が蜘蛛が好きでなければ、
この物語は成立しなかったことでしょう。
彼は悲しきかな、欲望に打ち勝てませんでした。
だけれども、そんなことは
多感な時期ではいくらでもあるのです。
だけれども、事態が事態だったのです。
そのために、ダレン少年は高い代償を払うことになります。
感想
ようやく、ようやく読むことができました。
もともとだいぶ前に小学校の図書館に出入りしている
親戚の方がいてその時にこの本は聞いていたのです。
おそらくですが前のブログもやる前のお話です。
なのでまあそんな本ある程度で当時は終わりました。
そして、今日ついにその本を手に取ることができました。
ようやくだいぶ前の忘れ物、取り返しました。
私はどこぞでも重々言っている通り、
ある魔法作品の脱落者です。
あ、リベンジは機会に恵まれたらします。
同族嫌悪だったんですよね。
一部メンバーのね。
私は間違いなく蛇のあそこの所属です。
ええ。
この作品はあまりやる気のない少年が
フリークショーに出会ってしまったがために運命の歯車を
狂わせてしまう物語です。
ダレン少年は不純な動機で
異形の面々から出演者のクモを強奪してしまうのです。
はじめはうれしかったけれどもこともあろうか
ズッ友のスティーブに牙をむいてしまったのです。
その結果は言わずもがな。
もちろん関係者に泣きついたのですが
そのボスはある条件を突きつけたわけで。
ダレン少年が抱えたものはあまりにも大きすぎます。
半バンパイアですら日常に支障をきたすのです。
幸いにもダレンは人殺しまでには至らなかったのですが
過去にそこまで至った例はあるそうで。
そして彼は逃れられないバンパイアの道に進むことになります。
一方ズッ友のスティーブはどうもそれが許せないようで。
何かありそうな予感ですね。
おわりに
実はスティーブは一度志願したときに拒絶されてます。
粗暴だからなんとなくわかるな。
だからこそダレンが適性があったんだと思う。
全部で12巻。
さあ、楽しもうじゃありませんか。