守るものを守ることのできなかった、いじめられっ子の内気な少年。だけれども生まれ変わった彼はサイボーグになれども、その恋した少女の記憶は消せなかったようです。
読んでいるうちに非常に腹が立つ作品、というのが時にありますよね。この作品がまさにそれ。なぜかって、この作品には毒が含まれているから。間違いなく、毒でしょうね。自覚なき毒。
われわれ人間は自然に囲まれる生活を送っています。普段当たり前のように感じてみますがよくスポットを当ててみると…意外なことがわかるかもしれませんよ。
老いる…これは誰しもが抗いたいなと思われることでしょう。ですが誰しもに平等に、老いというものは訪れます。そして中年という時代も…
SF的な作品もあるけれども、どちらかといえばミステリー作品の方が有名でしょうか。しかもちょっとひねくれた感じの作風なのが魅力的なのです。
この作品に妙な既視感を覚えたあなた。正解です。実は前の巻とパターンがほぼほぼ変わりません。驚きの同一性ですよ、ええ。
おそらくこれは、著者の実話だったのだろうかと…