超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【今はもっと厄介だと思うな】福島章『ストーカーの心理学』

明日も行くことになりそうです。

生活が変わったからか

体が引き締まってきました。

でも、慢心は禁物です。

 

 

 

 

福島章『ストーカーの心理学』

ストーカーの心理学
福島章

PHP研究所 1997年05月

by ヨメレバ

 

 

 

それは受け入れられない好意

受け入れられない好意を押し付けてくる人ほど

恐ろしいものというのはありません。

 

できるだけそんなことはないに

越したことがありませんが

何を勘違いしたのかはわからないけれども

その行為をひどく勘違いし

挙句の果てには人生を破綻させるケースが

あるんですよね。

 

その一つが、ストーカーだったりします。

 

感想

冒頭部分にその言葉を知らしめるきっかけとなった

翻訳作品が出てきます。

 

しかしながら、私この作品は

知りませんでしたね!!

まだまだ知の領域の狭さを感じてしまいます。

(まあ全方位というのは一生かかっても無理だと思うよ?)

 

この厄介なストーカーという生き物。

残念ながらこの本は出版年が古いので

まだストーカー対策法案が出る前のものです。

 

一応それらは施行されてはいるものの、

相変わらずこれらがもとの事件というのは

後を絶たないなと思います。

 

しかもこの本では把握していない

ネットワークという距離感が

狭まる良くも悪くも

いいツールができてしまっています。

 

なのでストーカーも寄り暗躍しやすい

土壌ができてしまっています。

現実にSNSでも何例もそういう

イヤーな代物を見ているんですよね。

 

まあもう過去の本なので

こういう把握しきれない部分はありますが、

ストーカーの分類については興味深いです。

で・す・が…

 

これって救えないじゃないですか…

被害を受けている側にとっては。

 

特にそれが現行の法律すれすれのことを

やられてしまっては打つ手がないんですよね。

特にこれが直接的ではなくて

ネットワークを介するものだったら!!

 

そう思うとこのストーカーという代物は

今のほうがもっともっと危険なものに

なっているように感じます。

というかすでになってるって!!

 

特に多いのはスター・ストーキングでしょうね。

まあスターの中にうん、まあ…(それ以上は失言だ、やめろ)

というのは含まれてしまいますけれどもね。

 

ただこれは好意ではなくて

憎しみの部分も多かったり

かつては好きであったけれども考え方等の相違で

そうなくなったり…ということで

この本の範疇ではカバーはできてないですね。

 

もちろんそれ絡みでの最悪の事件もありますからね。

場合によっては人が亡くなってしまうケースも…

結局はたとえ法律ができたとしても

実質形骸化しているように思えるんですよね…

 

ある程度は動けるのかもしれませんが…

 

おわりに

今回本にほとんど触れていねぇ!!

対策法等が使えないから仕方ないのかも。

 

だけれども著者が受けたストーカー被害は必読よ。

まあどうやらこじらせてしまった方(女性)による

ストーカーだったけどね。

 

終わらせ方は海外に行くという

なかなか手間のかかることでした。

まだこの時代はこれで抜け切れたのよね。

私が受けたネトストも今の顔になってから

自然と消えていったね。

 

関わりようがないジャンルに行ったしな。

今は絶対にそうはいかないから

タチ悪いよな…