雨の奇跡は起こることなく
今日も普通に動きました。
でもいいんだ。
六とん3 講談社 2007年05月
|
気分落ち込み保証付き
こんなすっきりしない(!)
ミステリーがあってよいのでしょうか!!
よいと思います!!なのではありますが
この形式では嫌 で す。
勇気を出して相手に復讐しようとしたら
という作品がその最たるものですよ。
もうね、結末の時点で頭抱えると思います。
もうね、いろいろひどい(笑)
感想
そしてこの本、こともあろうかYA向け
(西尾維新先生のそれとかだね)が混じっているレーベルなのに
ヒジョーに下品極まりない作品があるのです。
現実に収録が危ぶまれていますので
それがこの作品の看板作品(!!)といっても過言ではない作品
「XXX殺人事件」でございます。
ふざけてるのかあんたって?
いや、これ作品名よ、マジで。
内容はどんなのかって…?
うん、タイトルからくみ取って、お察しください。
そういうことなわけですよ。
つまりね…あまりあからさまに書くと
このブログ消えるのでぼかしにぼかしますが
よくあるお下品なワードのオンパレードなの。
ダイイングメッセージに(笑)
大体下ネタのあのワードが絡んでいます。
まあそのまま事件解決のカギにはならなかったけどね。
そして実はこの作品は首になってしまったアイツが
再び出てきますし、あのオェッ、の男も出てきます。
後者の変貌ぶりが著しいですぜ。
うん、主人公であるアンタは全然変わらんな!!
それと今回もイラストネタの作品があります。
結構パンチが効いているのは
「栄光へのステップ」ですね。
これはある連続殺人気が絡む事件ですが
やさぐれた女優が気晴らしにドライブに行ったら
この事件に巻き込まれることになるのです。
というか運転乱暴すぎだし
デジャビュ起こすなし!!
だけれども最後はこうツッコむでしょうよ。
あ、彼女…オワタ。
最後2つはいわゆる非ミステリーもの。
タイムスリップものは前に見たタイムスリップものと
大体似たような感じだったのであまり好きではない作品かな。
どうしても著者はひねくれものだから
非ミステリーものもイイハナシダッタナーにはならずに
イイハナシダッタカナー?になってしまうのよね。
まあ、そういう作品だったらこの方のアイデンティティーは
全否定されたも同然なので多分私は読まないことでしょう。
おわりに
感想に入れなかった冒頭の復讐のやつは
本当に救いなく終わります。
で、内容が非常にキタナイ…
飲食を絡ませての読書は
マジやめたほうがいいと思います。
私は影響はない人だからいいけど…
うーん、前2冊よりは
評価は下がる感じかな。
全く読めないわけじゃないけど
下品押しはやりすぎると飽きてしまうのは否めないわね。