超雑読と趣味と

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【切手の奥深さ】内藤陽介『事情のある国の切手ほど面白い』

 

明日も行くよ。

明後日も天気がよければ行くよ。

しっかり怠惰をした分は燃やす。

 

 

 

 

内藤陽介『事情のある国の切手ほど面白い』

事情のある国の切手ほど面白い
内藤陽介

メディアファクトリー 2010年08月

by ヨメレバ

 

 

 

 

結構国が反映されるもの

どこの国にも、必ず郵便というものはあります。

そこに貼られるのは…切手。

 

無論国によってさまざまな絵柄の切手が出ています。

だけれども深く深く見ていくと…

思わぬ顔が見えてくるかもしれません。

 

感想

著者の目の付け所はすごいなぁ…

私は興味がないからこういうのを見ても

さらっとスルーしてしまうんだよね。

アンテナの度合いがばれてしまいますね。

 

中には結構危険な切手も出てきますよ。

敵対している国をひねりつぶすような

切手も見受けられますからね。

 

その対象はアメリカだったりしますが。

その気持ちを完全にわかるわけにはまいりませんが

何をどうしようと打ち砕けない国に

フラストレーションは感じるのでしょうね。

 

じゃなければ忌々しいあのテロだって

起きてはいませんでしょうし。

もしもそんな感情がなければ

そんなことしませんもの。

 

あとこれは意外だったのですが

ニュージーランドは割と露骨な反捕鯨国なんですね。

読んでいてかなりびっくりさせられました。

 

あとは関係する話で

あの悪魔のような団体よりも前に

別のところが似たようなことをしていたのも。

 

わからないでもないけど結局そういうことをしても

逆効果なばかりかより遠ざかるのに何で気づかないんだろう…

ああ、ある環境団体なんか最たるもんよ。

愚の骨頂としか…

 

なんか暗い感じになりましたね。

まあ基本この本は暗いお話が多いです。

独裁者関係はまあまあひどいからね…

だからこそ「独裁者」なんですけれどもね!!

 

それと切手はコレクションするほどにマニアがいます。

それを狙って外貨を獲得しようとする

あくどい国もちらほらいます(笑)

まあ、そこに目を付けないわけないですものね。

 

うん、いろいろと読めるよね。

 

おわりに

ここではネタには出しませんでしたが

紙幣ネタでよく出てくるあの国も出てきます。

あまりにインフレが過ぎてもう額面切手にないという(笑)

 

でもそのドルも以前はまともだったそうな!!(だいぶ昔)

就任した一番偉い人がいけなかった模様。

(大体そういうのって私腹肥やすよね~)

 

謎の日本ネタも出てくるので

面白かったです。

 

おしまい