超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【すべての解決のカギは…】デイヴィッド&リー・エディングス『アルサラスの贖罪 3』

 

明日はにぎやかし、

人員はどうなるかはわからないけど

にぎやかしとして恥じない働きはしてくる。

 

 

 

 

デイヴィッド&リー・エディングス『アルサラスの贖罪 3』

アルサラスの贖罪 3
デイヴィッド&リー・エディングス

早川書房 2010年01月

by ヨメレバ

 

 

 

 

最後の戦い

ついにこの物語もおしまいの時が近づいてきています。

だんだんとディヴァ側の面々へ接近していく

アルサラス達。

 

もちろん敵も、滅びたくないわけでして。

奇襲を仕掛けたりとこちらを翻弄してきます。

 

そしてついにアルサラスの因縁の相手が。

そこで彼らがとった手段は…

 

感想

ああー…著者のシリーズようやく1シリーズ完走できたわー…

別シリーズは途中で脱落してしまってね。

主人公がちょっとその当時はグズだったからね。

まあ環境上、仕方ないといえば仕方ないんだけれどもね。

 

このシリーズは無双物といっても過言ではないので

短剣に導かれたものたちが

それぞれの能力をこれでもかと駆使し、

なおかつチートともいえる移動するドアの力によって

とことんディヴァ側についている敵たちを打ち破るわけです。

 

ここで、アルサラスにかかわったあの人がいましたよね?

すべての元凶のあいつです。

今回の作品のラスボスといってもいいでしょう。

 

こいつとどうやって立ち向かったかといいますと…

究極のチート能力の過去への移動をするのです。

無論何回も今までに過去は変えられています。

 

で、今回は宿敵ゲンドの出会いのところである時代(2500年前)

に行くのですが、ここで1巻目を少し覚えていると

ある人がいたのを覚えているでしょうか?

 

もちろんこの巻にも実はその人、出てきているのです。

無論この時点で時代改変がされているので…

その人物は別のセリフをしゃべります。

なんかRPGの重要なことしゃべる人みてぇだな。

 

それは最後の戦いに関してはアルサラスしかメインでは

関われないことを示唆するのです。

おそらくこれがタイトルの意味することなのでしょうね。

 

実はこの前にアルサラスは過去のゲンドをひっどい手段で

打ちのめしているのです。

えさを与えて肝心のえさが…というやつ。

なのでマジモンでアルサラスを殺しにやってきます。

やばいオーラでまくりでね。

 

まあその場面に関してはお楽しみですわ。

ただし割とこのシリーズはエムの猫姿を楽しむ作品とも

言えるとおりにゆるいファンタジーなので

あまり期待はしないように。

 

おわりに

なおエピローグは幸せしかねぇっ!!という感じです。

ドウェイアの子供たちは幸せになったよーだし、

彼女自身もね…

ええ、皆さん末永く爆発してちょうだいな。

 

こういう作品は読んでいてよいです。

暗い作品ばかりだと滅入るし、体力使うのよ。

 

おしまい