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乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【最低で最高なやつら】ジェイムズ・クラムリー『明日なき二人』

 

推しは推せるときに応援しておかないとね。

うんうん。

 

 

 

 

ジェイムズ・クラムリー『明日なき二人』

明日なき二人
ジェイムズ・クラムリー

早川書房 2006年04月

by ヨメレバ

 

 

 

 

危険物(2名)

こいつらはまとめて出てきてはいけないやつらです。

酔いどれ、ケンカマジつよ。

 

そんな彼らは今回、ミロの生命線であるお金を

かっぱらって言ったやつらを追っていきます。

だけれどもこいつらはやばい奴ら…

クスリがらみだったわけですよ。

 

感想

この作品に関して多く語ることはないと思っています。

だってね、体感してくれとしか言いようのない

酔いどれ(カオス)ワールドとなっているからです。

 

今回二人が共闘していく相手は

あのおっかない奴がらみとなっております。

そいつらがミロの生命線をことごとく奪っていったのです。

 

それをつかむために彼らは途方もない死体の山(?)

を積み重ねていくことになります。

比較的そこの描写は踏み込んでは書いてはいませんが

おいこらこんなやつ現実にいちゃあまずいだろと思えるクラスの

暴れっぷりを披露しております。

 

あとはエッな描写もそれはそれはたくさんあります。

その結果相手にはめられてしまう

悲しいケースもあるのですけれどもね。

(片方がその仕返しは果たしていますが)

 

それと女性もたくさん出てきます。

悪いほうのやつがね。

最後まで生き残ることになる女性がいますが

これはもう食えないほどの悪女でございます。

 

むろん物語のラストも

ダイレクトに表現したらイケナイクラスの

それはそれは強烈な銃の撃ち合いをしております。

むろんそこにもね…(お察しください)

 

そしてその後この悪女ともいえる女性は

姿を消すんですよね。

なんかその後また何かあるんじゃないかな。

(シリーズとして続いてるからね)

 

まあ、この作品に何かを求めてはいかんわ。

 

おわりに

まあ悪夢のコラボでしたとも。

面白い作品だったけどね。

ただしハードボイルドだけど異端系だからね。

 

まだまだシリーズあるよ。