超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【黒幕は…】ジェイムズ・クラムリー『友よ、戦いの果てに』

 

明日はちゃんと有酸素をさせてほしい。

謎の退場処分はつらかったわ。

 

 

 

 

ジェイムズ・クラムリー『友よ、戦いの果てに』

友よ、戦いの果てに
ジェイムズ・クラムリー

早川書房 2001年08月

by ヨメレバ

 

 

 

 

人探しは…

結構今回の依頼はやがてスケールがでかくなります。

数多くの人を巻き込んで

犯罪組織が関わってくることになります。

 

まあこの犯罪組織関連は

別の小説でも出てきたやつです。

とっても危険(これ現実にいます、調べるなよ)

そんな奴らをシュグルーは相手にすることになります。

 

感想

関わった人がかなりあれ(最初から最後まで)なので

まあまあいろいろ危険な目に遭う羽目となります。

もうすでに武器が大量に出てくるんだからさ、カオスだよね。

 

ちなみに肝心の探し求めていた女性はちゃんと見つかります。

だけれども関わっているのがあれなやつです、あれです。

この関係名前出したくないんだよな…

 

なので普通に奪還するわけにはいかないのです。

それに違法な物までもが絡んでいるのですから。

 

それがゆえに数多くの人の人生が

狂わされる羽目となったのです。

しかも目の前に見えている人間だけではないのです。

おや、と思える人まですでにその狂気の中へと

取り込まれていくのですから。

 

あ、この作品ではシュグルーも残念ながら

あるものの犠牲になっています。

まあすでにどちらの登場人物もさ、

アルコール類ですでにダメダメな状態になっているので

そういうのに耽溺するのに時間はかからないとは思うね。

 

ちなみにシュグルーのほうが実はロマンスの場面は

非常にうまい感じになっていると思います。

多分かっこよさではこっちが上手なんだろうね。

(まあちゃんと年的にはおじさんなので登場人物におじさん扱いはされています)

 

今回の一連の「仕組まれた一連の出来事」は

それはそれはたくさんの犠牲を支払う羽目となってしまいました。

一番悲しいのはある人の死、でしょうか。

この人は死なせてはいけなかったとは思うのですよ。

 

でも一度こういった組織に寄った人には

死が待ち受けているのかもしれませんね。

ただしその割には、一番の粛清対象だった人には

その牙はむかれませんでしたが…

 

おわりに

ちょっとまとまりがないところが難点かも…

本編からずれてしまう部分も多いからね。

まあ、それ含め嫌いではないけどね。

 

別シリーズを読んだのは次読む同作家の作品の都合上。

理由はのちにわかります。

 

おしまい