超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【冒頭の本気】那須正幹『ズッコケ財宝調査隊』

明日は筋活に行きます。

筋活もだんだんとシステムは悪化していますね。

仕方ないよな。このご時世だもん。

 

 

 

 

那須正幹『ズッコケ財宝調査隊』

ズッコケ財宝調査隊
那須正幹

ポプラ社 1986年10月

by ヨメレバ

 

 

 

 

日本軍が守りたかったお宝…?

その山には一機の戦闘機が不時着したようです。

どうやら日本軍がその存在を守りたかったものが

あったようで…

 

だけれども、敵もそれを狙っていたのです。

途中迎撃されてしまい

その秘密を握る人は亡き者となってしまうのです。

 

そして時は経ち…

 

感想

冒頭が各ページに挿絵付きという豪華さ。

その豪華さに見とれてばっかりではいけませんよ。

ここは大事な部分ですので

何があったかは頭の片隅に置いておきましょう。

 

そして時は過ぎて

夏季講習で頭から階段ダイブしたいたずら者(!)と

肝試しで震え上がってしまった大きな体の子と

テストになるとからきしダメな博識君。

 

そんな彼らはひょんなことから、モーちゃんの母親の

実家である地域に泊まりに行くことになります。

その場所はダム建設により移転になってしまい

元の実家があった場所から移り住んでいます。

 

そんなモーちゃん母親の実家では

戦前、一機の戦闘機が不時着し、

モーちゃんの実家で生き残った二人のパイロットを

保護していたようなのです。

 

どうやらこの二人は機密であった「何か」を

隠してきていたようで…

 

そしてその当時はモーちゃんの母親のお兄さんも

まだ生きていました。

そんな彼は崖から滑落してしまい

若くして亡くなっていたのです。

 

実はこのモーちゃんのおじさん(総吉おじさん)は

何やらある秘密を知っていたようなのですよ。

そしてそれが原因でその当時おじさんたちが取り組んでいたもので

トラブルがあったようなのです。

 

これに関してはね…本当に誰も悪くないんだよね。

これは後々判明するのだけれども

モーちゃんにそっくりだったその総吉おじさんは

ガールフレンドがいたみたいで

その時にトラブルがあったわけなのです。

 

まあそこから先は読んで確かめてほしいんだよね…

こういうケースって時たま日常で起きてしまうのよね。

~って言ったから亡くなった、とかね。

 

ほとんどのケース、それは関係ないのよ。

ただし、いじめとかのケースは別よ!!

それがとてつもない卑劣な言葉だった場合は

そうは言えないからね。

 

このケースも切ないケースです。

総吉おじさんに運がなかったとしか。

こうしか言えない…

 

そして、ある事実を得た三人組は

嘘と思ったある事実をもとに

その場所へ行くわけですがねぇ…

 

おわりに

結末部分はここでは伝えません。

でも冒頭をきちんと読んでほしい、といった意味は

伝わると思いますよ。

 

でも、その結末だと

一抹の期待をしてしまうのは

気のせいでしょうかねぇ…

 

でも、無理かもね!!