超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【長くその商品があるのには、ワケがある】山崎光夫「日本の名藥」

超チートデーは無事に終了いたしました。

そんなに量いらないや。なんか受け付けなくなってるの。

 

 

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山崎光夫「日本の名藥」

日本の名藥
山崎光夫

東洋経済新報社 2000年10月12日 

by ヨメレバ

 

 

 

 

 どうしてその薬は、いまだあるのか?

この本に出てくる薬というのは中には飲みづらくて超絶まっずい(薬ですしおすし)

ものも数多く出てきます。

その薬の開設時にもそのキッツい味の表現が出てくるのですが

私だったら飲む勇気は到底出ないものです。味覚が少々敏感なのもありますし…

 

ですが、そんな癖ありの薬でも愛する人たちがいるのです。

なぜか?それはそんな癖があってもそれ以上に得られるものが

大きいからかもしれませんね。

 

感想

読み終えて気付いたのですが私が気付いたもので1点のみ

ある製薬会社でないところの名前が書いてある商品があります。

おそらくその有名製薬会社が販売権を獲得したのではないかと

私は推測しています。(一応明言しておくと命の母がそれにあたります)

 

それと、この本を読めて大変うれしかったことがあります。

それは、うちの身内の実家にあった謎のえらいくさい薬の正体。

貼り薬なのですがどえらいにおいがするのです。

その正体が判明したことがとてもうれしかったですね。

その薬の名前は金創膏といいます。

 

おそらく親族の誰かが使っていたのかなー…

薬の塗ってある面の色が印象深いのとにおいで

記憶にあったわけなのです。

 

あとは実は、愛用品が1つ紹介されていました。

ただし、本来の服用ではなくて寝る前のみの服用です。

腸内細菌の餌として利用しているのです。

これはわかりますね、「エビオス」です。

 

ビールの副産物って結構処分に困っていたことに

驚いてしまいました。

でも考えれば、エビオスの匂いってビールのあの香りですもの。

だからその廃液を垂れ流しにしようものならばそれは苦情が出てしまっても

文句は言えないよなぁ、と思いましたね。

 

ちなみに名前を見ればわかるのですが

現在の販売元はアサヒビールなのですが元々の命名由来は

おいしいあのビールの会社だったりするのです。

ちょっとリッチなあのビールの所ね。

 

そもそも戦後までが一つの会社だったことに驚きですけどね。

今は全然違うテイストのビールになっていますからね。

 

その他にも様々な日本の薬が出てきています。

最後には唯一の医薬品の入浴剤も!!

 

 おわりに

病気というと治すことに念頭がおかれますが

改善して、解消していく、という方向性がとられるものが

この本に出てくる薬には多いのです。

 

結局のところ、病気は「ならない」に越したことは

ありませんからね!!