冬に寒くなりつつある時間帯に出るというのは
なかなか残酷なものだと思います。
体が芯まで冷えるからね。
正しい大人化計画 筑摩書房 2004年09月
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【感想】
普通に編集できることのうれしみ。
さっきの記事はそれをやるのにえらい苦労しました。
おかげで出発時刻がフガフガ…
この本に関してはあまり語ることは多くないですね…
ええ、残念ながら。
なぜそう感じたかといいますと
なんとなくこの提唱した案は
机上の空論感が強いんですよね。
なんだろうな、そこに人が介入するであろうという
ことが考慮されていないという感じです。
まあ、そういう本というのはこの世の中においては
おそらくですがいくらでもあると思いますよ。
いわゆるトンデモ本も含めれば。
確かに現在の教育に関しては
何かと問題を抱えているのは確かでしょう。
現実に教員の方の負担はあまりにも多すぎるという
お話を耳にすることはあります。
実際に学生時代にそれは強く感じたことです。
残念ながら私は残念そのものでしたからね…
(完璧に落ちこぼれです、成績はそこそこだったからよかったものの)
個性を伸ばすことも確かに大事ですが
それより大事なことがありますよね。
そもそも自分の意見をしっかりと持つということ。
物事をしっかりととらえるということ。
これはSNS上で言われていることなのではありますが
確かに私たち日本人にはそれらの部分は
欠けているのかもしれませんね。
現実にすごい情報を見ると流されていますし。
まあ、それに関しては昨今問題の界隈系で
最近いい例がありましたね。
真相はここでは出すことは致しませんが
本来ならばそこに落ちてはいけないはずなのです。
ちょっと考えてみれば、それがおかしなことで
それをしないことによって失うリスクだってある。
ただ、中にはそれをしなくても何とかなる人もいます。
でもそれは一握りなんですよね。
著者の提唱する事柄には
勉強のほうがメインに出てきます。
確かに、それに尽力することで見えてくるものもあるはずです。
だけれども、そこに自分の意見を述べ、考えることが
あまり出てこないんですよね。
(一応道徳とか倫理とかはあるけどそこにディスカッションはあるのかな?)
それと一番問題だったのは「性」に関する問題。
ちょっと扱いがいい加減やしませんかね。
確かにあまりにも若すぎるまぐわいに関しては
否定的ではありますけど。
(防ぐ確率を完璧にできる複合方法がとれないから)
やはり一番大事なのはそれを自覚したときの
性だとは思うんですよね。
これで本当に道を誤る人、多いんだよ。
私も残念ながらその一人になっています。
もう二度とそんなことはしませんけどね。
ただ、1点だけ、この本、うれしいことがあったのです。
私がかかわったある人と関連書籍を引用して
くださったからです。
名前を見て驚いたのは言うまでもありません。
ただ本としてはちょっと難あり。