ちょうどいい時に出かけられたのはよきでした。
明日も一応外出。
ここだけのお金の使いかた 中央公論新社 2022年12月21日
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生きるのには必要不可欠
これがなければ生活は大変になってしまうものです。
今回はその使い方がテーマとなっています。
楽しい使い方もあれば、中には…?
感想
おそらくある人目的でこの本をとる人が多い気がします。
いや、私もこの人の名前を見てもう楽しみでしか
ありませんでした。
彼女の作品は未読でしたので
この作品が初めてであります。
お金に関する本を書いていることは前々から知っていましたので
読めたのは本当に良かったです。
内容はね…お金に関する知識が豊富。
さすがだなと思いました。
FIREを目指す男性の物語。
だけれども読んでいて違和感に気づくと思いますよ。
人として当たり前のように人間関係を築けている
大多数の(?)人たちは。
その違和感に気づいたときに結末は読めてくるでしょう。
はっきり言ってしまえば当然の結果です。
だってお金は積み上げられてもあるものが積み上げられてないんだもん。
そりゃあ当然ですよ。
それとある負ともいえるお金のお話もあります。
それを得られるのは権利として当然だけど
実質負だということです。
そのために関係者(主人公の母親)は
トラウマとなってしまい、日常生活にも
ひどく支障をきたしてしまうこととなり
判断力をもおかしくなってしまったのです。
このまま救われないの?と思うことでしょう。
そんなことはありませんよ。
実は、母親と似た経験をし、似たような状態になった人が
母親の前に現れるのですから。
確かにそのお金は負。
だけれどもそれで気に病んだりする必要は本来はないの。
その人がしでかしたことなんだから。
この苦しさは理解できるのよね。
おわりに
個々の感想では取り上げませんでしたが
廃課金の人たちの悲哀のお話もよかったですよ。
私はスマホゲーには課金はしないけどその心理は理解できるので。
ある人の作品は本当によきでしたよ!!
計画はちゃんと相手に寄り添わないとこうなるからね!!