なんだかわからないけれども、いつの間にか
あるものが使えなくなりましたよ。
たぶん営利目的の何かと勘違いされたようです。
撤回も求める気もないしうまみもなかったのでよきです。
QED出雲神伝説 講談社 2009年10月
|
その事件は…
事件に余り謎が知られていない「出雲神流」が
使っていたものが絡みます。
そのために事件はより一層謎が深まるばかりなのですが…
今回は実は本編よりもサブでつく短編が大事。
時系列が一気に後になります。
そして一人のみ環境が明らかに変わります。
その関係のもの、しっかり覚えておいてください。
きっとのちに出てくる作品でニンマリできます。
感想
私はネタばれ上等主義の人間なので
短編のあるキーワードでニンマリしてしまいました。
その答え合わせができるのを楽しみにしますが
次このシリーズ紹介時は派生(主人公が違う)の作品となるので
もう少し後になりそうです。
今回は出雲に関してが出てきます。
神々に関して。
だけれども別にそう呼ばれるところがメインです。
というか出雲の関連情報って
メインの所ばかりじゃないのかよ…と思いましたがね。
ちなみにこの本編も実はニンマリできます。
きちんとシリーズをそれなりに読んできたあなた!!
ラストにきっとニンマリできるはずです。
…脱線はここまでで
やはり神様とかこの時代の偉人はえぐいんですよね。
ヤマトタケル伝説ってありますよね。
これかなーり残酷なんですよね。
まあモデルとされている天皇が結構暴虐の限りを
尽くした人でもあるんですよね。
あと、神様は本当に嫉妬深い。
一人の神さまが飛躍すると何とかして彼を亡き者にしようと
ありとあらゆる手段をもって殺そうとするんですからね。
(殺すために二度も罠にかけたりとか…怖えよ)
そう思うと人類の最大のロクなことを生まないこの感情は
神々の負の遺産じゃないかと勘繰りたくなりますね。
結局それで行動に出てもロクなことは起きませんし…
事件は連続殺人の体を示してきます。
一見すると何かやばいものが絡んでいるように見えますが
決してそうではないんですよね。
ただし、そこには事件が起きるであろう
ドロドロとした人間関係が絡んできます。
意外だったのは事件にはある特性も絡んでくること。
事件にそれが絡むのってミステリーでは珍しいんですよね。
だから新鮮に映りました。
そして、おまけにつく作品ですが…
あることが隠されています。
あることはだいぶ後に判明しますので
シリーズを読み進めてくださいね。
(私はネタばれ上等なので知ってる)
おわりに
やっぱりこのシリーズは情報量多いなー…
でも好きなんだよね。
いつまでも恋の展開が進まない二人のもどかしさとかね!!
(ただし、ちょっと進む感じの描写はある)
次で本編ラストと言いたいけど
派生作品を読むのでおやすみでーす。