超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【そいつは表現できないよな…】那須正幹『とびだせズッコケ事件記者』

明日にようやくいけます。

あ、私はスピとかそういうのでそこに行くわけじゃないです。

それ使うとマイルドに調理ができるので。

ムネ肉にもサラダにも重宝するのです。

 

 

 

 

那須正幹『とびだせズッコケ事件記者』

とびだせズッコケ事件記者
那須正幹

ポプラ社 1986年03月

by ヨメレバ

 

 

 

 

三人組、記者になる!!

おそらくこの経験は誰でもあるんじゃないかな。

私の場合は卒業時に描かされたかな、

かべ新聞ではないけど新聞。

 

私はまあ大人になるまでこじらせ陰キャ、今も陰キャだけど

こういうことをするのは本当に嫌だったな。

目立つのが嫌でね。

(まあ大人になった今なら事情は分かる。

いわゆるあれな子たちが絡む学区だったから対応がな)

 

そんな三人組が学習の一環で班別に

記者になったのですぞ!!

 

感想

著者の作品って解答できない部分を残すことが特徴。

これはまあ後々に出るYA向けのシリーズで補完されるんだけどね。

(一応大人向けで出ているけどこのシリーズよりは

表現上ちょっと上の年代向けです。中・高校生からだと思う。)

 

それはハチベエがつかんだ特大のネタです。

担任の先生の娘さんのネタです。

まあそれはなにかは察しが付くかと思います。

 

まあこの年代の子ならばおぼろげながらも

抱く子たちはいるかもしれませんが

その真意のある程度を知ることができる年代では

まだないはずです。

 

なので娘さんのセリフは人によっては

眉を顰めるかもしれませんが理解できないわけじゃないです。

そのようになるのは一大行事ですから。

そこで躓く場合も多いのでその考えは否定できないです。

 

ちなみにほかの二人はね…

まあモーちゃんのネタはらしいと思ってくださいね(笑)

というか私でもそんなことはできないよ…

どれだけ無理した結果、体調崩しちゃったのよ。

 

ハカセのネタは…

これは一番取り上げられていいと思うけど

ハカセは博識がゆえにその時代の子には受け入れがたいんですよね。

本当に堅物だと思うのです。

真面目の塊。

 

で、最終的にどのネタがすごかったかは…

終盤のお楽しみということで。

これに関しては間違いのない特ダネですし、

存在が薄かったけどハカセの博識ってすげえと思いましたよ。

大人でも知らないことをサラッと言っていたし。

 

おわりに

この本の巻末を見て本当にえらいシリーズに手を出したと思いました。

残り冊数よ。(このシリーズ50冊あるからね!!)

 

多分答えが出せない描写があるのは

後に別シリーズもあるけど各自考えてほしいという

意向もあったんだろうなぁ…