超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【国内とは違った鉄道旅】野田隆『列車で巡るドイツ一周世界遺産の旅』

 

今日も暑いよな。

なんなんだろ。

 

 



野田隆『列車で巡るドイツ一周世界遺産の旅』

列車で巡るドイツ一周世界遺産の旅
野田隆

角川書店 2005年08月

by ヨメレバ

 

 

ヨーロッパの鉄道事情は…?

国が変われば鉄道の事情だって変わるものです。

 

これは日本限定とほぼほぼ言われますが

時間かっきりに来るということ。

これが当たり前だと思ったら大間違い。

 

他の国では結構遅れたりすることがあるそうで。

もしわが国でそれならば、どうでしょう…

あまりいいイメージを抱けないんですけれども…

 

著者はドイツで様々な列車に乗り

旅行をしていきます。

日本では珍しい車両もあるよ。

 

感想

出版年がだいぶ前となっているので

おそらく現在は事情は大きく変わっていると思われます。

なので、鵜呑みにせずにその当時を想像して読みましょう。

 

まずやっぱり比較的かっちりしているであろうこのドイツですら

時に列車は遅れてくるということがあるわけで。

確か20分ほどの遅れがあったときもありましたね。

 

まあ、こういう多少のアバウトさがあるということは

念頭に入れておかないといけませんね。

なので、鉄道写真ありきの人には海外のそれは

向かない気がするんですよね。

 

無論、そういうのは割り切れるぜ!!という人には

その国なりの鉄道運営が見え隠れしてくるので

面白いと思いますよ。

 

タイトルの通りなので行く先には世界遺産が絡みます。

驚いたのはケルン大聖堂。

完成したのがウン百年後(!)だそうですよ。

 

まあ、今も建築中のあのアイツ(スペイン)という前例がありますので

あるだろうな、とは思いましたが

ここがそうだったとは思いませんでしたね。

 

なおあのアイツは完成予定年がついに出たそうですよ。

ですが完成は私は見れないと思います。

やっぱり途方もなかったもん!!

 

ややお話がそれましたね。

世界遺産を巡るのもそうですが著者はどうやらクラシックが

好きなようです。

 

それは、私がお勧めにその人を挙げたら発狂する

2名のうちの一人が出てきたことから何となくわかりましたが…

(こいつらお勧めしたら殺気わくぞ、わけわからんだもん)

 

何やら未知の名前にその人の名前が含まれていたようで

関係はありそうかもね…

 

そのほかには、有名人のお墓にもいっております。

日本のそれは怖いけど、なぜ海外のお墓って

怖くないんでしょうね。これ不思議。

 

おわりに

写真もいっぱいついており、車両写真も豊富。

旅行に行かなくても面白い1冊でした。

でも、新書は賞味期限ありだからね。

今はきっと事情は違うと思うんですよね…