超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【肩透かし…】ナンシー・A・コリンズ『フォーリング・エンジェル』

 

デトックスがうまくいかない。

やむなくある方法を使うけど

これだと体がな…勘弁してくれ。

 

 



フォーリング・エンジェル
ナンシー・A.コリンズ

早川書房 1997年08月

by ヨメレバ

 

 

 

 

ソーニャの最後の戦い

ついに、ついに…憎き宿敵のモーガンの元へと再び赴きます。

しかしながらソーニャが長く抱えている爆弾が

最後の局面でも発現してしまいます。

 

そして未知の子はついに…

 

感想

うーん…申し訳ないですが読ませた割にはかなり期待外れと

なってしまった感じが否めません。

あ、個人の感想ですので好きな人は回れ右よ。

 

感じ方は人それぞれだと思いますので。

 

まず途中から出てくる謎の視点がなんで入ってくるのかが

わかりかねたこと。

一応これは未知の子供がもたらした影響(?)だとは思うのですが

正直何を言いたいのか…ですね。

 

あと結構時系列ごっちゃになっているのよね。

かつて仲間であり、のちにソーニャが自らの手で

その命を絶ってしまう愛した人も出てきます。

 

そこ入れる必要があったのか?と思えるほどに

なんか展開が飛び飛びなんですよ。

 

そして読者待望の因縁の相手である

モーガンの対決。

これもあまり盛り上がらなかったんですよね。

 

別の意識視点の描写で決着がついてしまうのも

なんだかあっけなく終わった、というイメージがついてしまうのだと思います。

散々読ませた挙句に結末これかよー…と思いましたね。

(まあそういってしまうと某有名シリーズもラストはひでぇ終わり方だし)

 

その未知の子に関してですが

何かもたらすのかと思ったら最後にちょろっと出てくるだけです。

しかも結構えぐい事実も出てくるんですよね。

結局のところは…

 

まあ、言いたいことは、あんまり…だったわけです。

 

おわりに

うわ…感想が微妙な本って結構突っ込む場合多いけど

これそんなに突っ込んでない…無関心なやつなんだな。

ありゃりゃ。

 

ただしこの未知の子に関しては一部設定は

ある有名作品の主人公の関係者に似た設定の子がいます。

多分著者はこのシリーズ、読んだのかもしれませんね。

 

読みやすいけど…うーん…