雪に覆われたのでしばらく外出できないのね…
困った困った。
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おいしい旅 想い出編 KADOKAWA 2022年07月21日
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おいしいものと、想い出と。
もう1冊目も紹介。
こっちは想い出がメインとなります。
かつての学生時代、想い出の味。
そして生後わずかで別れてしまった娘…
様々な思い出のお話、読んでみませんか?
感想
この作品集はおっかない展開のお話はないので
とてもリラックスして読めるはずです。
超絶食パワーがすごかったのは
お酒が飲めない女性2名が織りなす物語
「下戸の町・赤羽」でしょう。
飲兵衛の町と言われがちな場所で
彼女たちはまあまあお菓子に突っ走っていくのです。
まあ片方の人はある理由によって会社を辞めていて
そのストレス発散もあったのでしょうが
圧倒的お菓子の物量よ。
この作品読んでいるとあるYoutubeの動画を思い出しました。
その動画もフィクションですがその登場人物は
食べるのがとにかく大好きな子。
この作品とは違ってお菓子だけではないですが
もちろんお菓子も大好きだったりするのです。
なので彼女たちのにっこり顔が浮かんできそうでしたね。
食は心を救うのです。
それと結構リアルだったのは
久しぶりに出会った友達との、観光としての
かつて住んでいた場所の旅。
そこにはちょっとだけ登場人物間での
しょっぱい出来事が出てきます。
だけれども、その出来事も悲しきかな
パイを先に獲得したほうには運命は向きませんでした。
まあそうだよね、押された感じのそれじゃあね。
それと食に関してですが…
ラーメン店良く調べてるよな!!と思いました。
ある有名店の名前聞いてにんまりしてしまったのは
いうまでもありません。(そこの地では超有名店)
だけれども別のお店は…実はここ在住の人が
知らんな、といったお店です。
無論実在します。ホームページもあります。
よく見つけたな!!と思ったほどです。
ちなみにこの作品を読んでいるときに
ひどく空腹を覚えた気がします。
ですがね、夜ご飯の後だったんだぞ。
飯テロ本当にいけないいけない。
おわりに
どちらの作品もよかったです。
今までのアンソロジーはテーマによっては
もう背筋ヒュン物があったりと
結構キッツいものもありましたからね。
この2冊はとっても平和です。
実は新刊出てるのよね。
読める機会にまた読むわね。
