超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【背筋がなんとなーく…】『恐怖小説コレクションII 魅』【再読】

明日は有酸素ですね。

結構食べたけど体重は落ち着いています。

おそばうんまーだったんだけどねぇ。

 

 

 

 

『恐怖小説コレクションⅡ 魅』

恐怖小説コレクションII 魅
出版芸術社 1989年08月

by ヨメレバ

 

 

 

 

うへー…

私はホラー映画を見ようが、今回のこの本を読もうが

残念ながら寝る時間になれば普通に眠れてしまいます。

 

だけれども…結構この作品群には

えげつないものが数多く含まれています。

「行ってはいけないところ」に

行ってしまったが故にとんでもないものを

見てしまったケースも…

 

感想

未知の生物が出てくるもの(最初の作品)もありますが

ほとんどは人間が出てきますね。

後々化け物だったケースはありますが…

 

まず最初のSFの大御所の作品が

おもしろいんですよね。

最後の事実がSFかな?

どういう結末をたどるかはここでは無論

明かしちゃダメ(あとがきの人も明かしてないしね!!)なので

明かしませんが…想像するだけでもぞっとはさせられます。

 

しかもそれがちゃんと著者の大体の年齢に

基づいているからいかにも実話という感じなんですよね。

でも最後の事実からすればそうではない

フィクションだとは理解できるのですが…

 

あとはどうにも救いようのない

下半身サル男がとんでもない地雷女に惚れてしまい

何とかしてその地雷女を葬ろうと考える

「からす」という作品があります。

 

まあ確かに愛してしまった女中の子にも

非がないかといえばそうではないけど

こりゃあ明確に男が悪いケースね。

 

何とかしてコイツを合法的に

葬ろうとするわけですよ。

何せこの女中の子はあくまでも「遊びの子」

だったわけですので。

 

おっかないのは終わり際ですね。

こういう場面ってあるんですよね。

何せ犯行の隠蔽手段として使ったものは

意外にね…

 

そして忘れてはいけません。

最後にはエログロの帝王が出てきます。

もう名前出てきた時点でお約束の展開があるだろうと

思っていたらお約束です。

 

まあ思い浮かべるだけでもネッチャネッチャとしそうな

いろいろな意味で「終末」な表現が出てきますので。

そして関係者はその後、消え去るのですが…

 

その内情がこれまた想像したくないですわ。

なんかもう匂ってきそうなんだもん。

腐臭のあれね…

 

おわりに

中の人はこういうのに耐性があるので

こう感想を書き、思い起こしていても眠気が勝ります。

 

だけれどもこれ、苦手な人はつらいと思うの。

だって作品の最後に吐き気を催すという表現が出てくる

作品も見受けられますからね。

 

でもこういうねちっこい作品、嫌いじゃない…