明日でようやくストック補充ができればできるぞー。
うれしいよー、待っていたよー。
異世界居酒屋「のぶ」 宝島社 2016年08月04日
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トリアエズナマ!!
この言葉が出てくる素敵な作品です。
まあこの言葉は私が前やっていたゲームの二次創作のポンコツっ子が
よく言っているセリフでしたがね。
なのでちょっとこの言葉を聞いてニンマリしてしまいました。
なろう系の作品で異世界要素、あります。
でもチート要素はないですね。
人間関係がチートぐらいかな?
感想
主人公は主であるのぶこと信之と看板娘であるしのぶです。
なぜここに彼らがいるの…というのはほんの少しですが
終盤に出てきてはいます。
これだけの手腕のある人たちです、ただならぬ事情があったのでしょう。
ここには様々な人たちが来ます。
その中にはちょっと国の人からは疎ましがられる
税関係の人も出入りします。
こう思うと信之たちがひどい目に遭うのかな…?とおもうでしょ?
いいえ、そんなことはありませんよ。
むしろ彼はある事件が発生して居酒屋『のぶ』が
存続の危機(!!)になってしまったときに率先して動いてくれているのです。
(実はその税の請負人はしのぶのある弱みを握っています。
怖い意味の弱みじゃないからね?)
それと一見すると怖いものなしの中隊長が抱える
とんでもない弱点というのが扱われているお話があります。
まあそれは「先入観」というものが与えてしまったトラウマだったわけですが
ここでものぶの魔法によって苦手だったものを克服することになります。
まあその他に出てくるものもこの異世界にはないものだろうと
思えるものばかりなのです。
ウナギのかば焼きもしかりですしね。
確かに調理方法によっては本当に硬くなってしまいますしね。
それとおそらくこの国での扱われ方が違う鶏肉に関して。
いわゆるもう廃用にされてしまう鶏だから
美味しくするには工夫が必要なんですよね。
これも唐揚げという魔法により解決となります。
メシテロ要素もある作品です。
それとともに幸せな気分にもなるんですよ。
おわりに
この作品は現在6冊出ているようです。
私は異世界もののチートもの(スライムのあいつ)も
好きですが、こういう異世界+割と平和なのも好きなのです。
おそらくなろう系の書籍はこれが初めてですね。
前々からSNSで情報は知っていたので
読めてよかったです。