超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

モーリス・ブランショ「終わりなき対話 II」

しばらく潜伏しておりました。

流行しているウィルスにやられたとか、そういうわけでは

決してなく、手間取っただけです!!はい!!

 

 

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モーリス・ブランショ「終わりなき対話 II」

終わりなき対話 II
モーリス・ブランショ

筑摩書房 2017年06月15日 

by ヨメレバ

 

 

 

 

哲学というモンスター。

皆様は、哲学ということ何とも言えない代物を好きでしょうか…?

私はといいますと…どうしても白黒はっきりしないものが嫌なのか

大変苦手なシロモノとなっております。

 

ところが、このブログは残酷なスタイルをとっている都合上、ときにこんな

どうにもしようのないもの。というのが出現する場合があるのです。

その時の私の感想は、カオスの塊となり果ててしまいます。

 

ぜひぜひ、文章考えるの必死だなwwwな状態をお楽しみください。

(あえて自分で煽ってみました)

 

感想、きちんとかけるかな~?

こらこら、見出しにやる気がないなどといってはいけません。

いや、実際正解なんですけれどもね。私の容量の少ないこの分野では

感想をいざ、書こうと思ってもそれを自由に表現できるだけの

技量を持ち合わせていないのです。悲しいですね。

なので、この本はリベンジすることは間違いないことでしょう。

 

本編をまじめに解説していくのはほかの技量のある方々にお任せしましょう。

だからこれを使う(?)であろう学生の皆様はこのブログをうっかり

開いた場合は戻るボタン連打だぜ!!ためにならないですからね。

 

この本中で、名前を非常によく聞く哲学者の名が挙げられます。

あまりにも有名です。哲学なんて縁がないよ!!と思う人でも

名前ぐらいは聞いたことのある人ではないでしょうか。

 

その人なのですが…人はまじめに人というものを解明していこうと尽力すると

くるってしまうものなのでしょうか…?この方もそれを免れなかったようで

別のなんの本でかはわかりませんがこの人は狂った!!という記述がされていました。

 

その人ですか?ニーチェです。この人ほどゆがめて伝えられていたというのを

初めて、この本に手知ることができました。

それは政治的な思想として使われたのも原因があるのですが

もう1つ、とんでもない原因があるんですよね。

 

うん、彼の分は身内によって欲を満たすために使われてしまったんですよ。

つまりかね、名声といった目的です。しかもそれをやってのけてしまったのが

彼の妹というんだから驚きです。

 

もっとも、彼女に関してはこれだけのことをやらかしたのもさることながら

結婚をした人もまああれな人でしたね。この人にしてこの夫あり、といった感じです。

で、こともあろうかこの人作品をでっちあげてしまったんですよ。

有名な人物の名をかたって歪曲しやがったんです。とんでもねぇお話ですよ。

 

もしもこれがのちの研究者の手により、作為があったということが判明しなければ

とんでもないことになっていたわけなのです。

なんというか、まじめに人のサイクルというものを解いてきたのにかかわらず

これが悪しき方向に使われてしまうとは…有名税にしてもあんまりだと感じましたね。

 

なんというか、ねぇ…

この2作品目は元のページもとてつもなく長く、確かにわかりそうな部分はあるものの

この作品にはエベレストよりも高いのではないかと思われる哲学の壁というのが

立ちはだかっているのです。

 

言わんとしていることはわかるのです。

だけれども先述の通りで私のお世辞にも豊富ではない表現技量では

このいろいろな頭脳の部分を刺激するであろう「刺さる本」をよい、とは

表現しがたいんですよ。

 

ただし、哲学というものを通して理解できることは少しだけありますね。

 

私たちはこうして、今私はキーボードで真剣に(なのか?)文章を打っております。

それは何気のない笹井のない日常の一部なのです。

 

だけれどもその何気ない日常を、それを意味あるもの、としてたとえたときに

とてつもない言葉の奔流が生まれてくると同時に

その事柄の大元をさらにさかのぼっていくとまるでからまかったロープのごとくものに

ぶちあたってしまうんですよね。

 

しかも、われわれ人間はその答えに満足するだけの解答を

令和の時代である今ですら正確には答えられていないのです。

いや、人である以上、もしかしたら答えられないのかもしれませんね。

 

その尻尾をつかもうと画策するのが、哲学なのかな。

面白そうだけど、やっぱりこれにまじめに取り組もうとすると

ニーチェのようになってしまうのかしら…だったら怖いんですけど。

 

おわりに。

稀有なシロモノよね。こんなに終わりのない世界。

でもそれを言ったら偉人たちにフルボッコにされちゃいそうね。

 

まだまだ続くのかな…?