超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

梅棹忠夫ほか「日本人の生活空間」

明日用事がとても多い。

密集してる…なんてこったい。

でもやらねば絶対にダメな用事×3。

 

 

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梅棹忠夫ほか「日本人の生活空間」
日本人の生活空間
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梅棹 忠夫
朝日新聞社
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 【感想】

久しぶりにこの形態で書かせていただきました。

古い本だと検索にかからなくなってしまいますもので。

今回のは旧本となります。

(朝日選書版もあるよ)

 

 

座談会形式で書かれた本で、

この本に出てくる日本ではなぜそういった形式のが(当時)

なかったのかにつながって解説されています。

 

 

まあ、こう言う形式のサロンは確かにあります。

ただし、ここであんまり明言は避けたいのですが

そんなのを銘打っていて大々的にプロモーションされているものに

はっきり言ってロクなものがないんですよね。

 

 

名指しするのもヒジョーに嫌なのでここでは出しません。

中身すっからかんの人寄せパンダサロンというものです。

要するに何にも知らない弱者を搾取するだけの

虚無なんですよね。

 

 

だからこの当初に書かれた討論形式のものが

ない、というのは的を射た意見だとは思っております。

 

 

あと、すごく興味深かったのは

日本には斜め、というものがあまりなかったということ。

確かに、イメージとしては縦、横、きっちりという

感じですものね。

 

 

確かに田園調布のように

扇形に土地を造成するようには近年なってはきましたが

それ以前だと「碁盤の目」といった具合で

斜めという概念がありませんでしたしね。

 

 

まあ、私という概念は斜めどころか

まるで伸ばすのを失敗したワイヤーのごとく

くにゃくにゃでどうしようもない代物ですけれどもね。

多分まっすぐになるのは本人が望んでいないので

どだい無理だと思います。

 

 

その他に興味深く読んだのは

公園に関してですね。

もうこれに関しては現代は

悪化の一途だと思いますよ。

まともに遊べないようになっているし

下手すれば騒音問題でふにゃらかでしょ?

 

 

あの不思議な生き物たちはうるさいのが

当たり前だと思うのですよ。

そうでない、気質的におとなしい場合は

まあ仕方ないのではありますが

基本的には好奇心の塊の不思議な生き物です。

見ていて飽きないよね。

 

 

だから公園に関しては

もしも、憩いの場とか土地のスタイルの変遷で

それを有効活用したいのならば

何らかの工夫は必要だと思うんですよね。

 

 

あと、騒音に関しても興味深かったですね。

騒音対策絶対大事!!

なのに予算削っているからダメじゃんと来ていたからね。

それごもっともよ。

快適に暮らせるの大事だものね。

 

 

1コラムあたりのページ数が程よく

読書に関しては大変快適でした。