超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

倉橋燿子「パセリ伝説 memory5」

今日は用事がありましたが特別運動もしましたよっと。

なかなか強烈でありました。

そして、明日は片道確定となりましたよ。

無論動いてくる。

 

 

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倉橋燿子「パセリ伝説 memory5」

パセリ伝説 memory5
倉橋 燿子

講談社 2007年12月15日 

by ヨメレバ

 

 

【感想】

ついぞ敵が表面化してきました。

フラム国の活動がね。

でも読んでいてちょっぴり、胸が痛くなっていくのは

気のせいではないと思うのです。

 

 

それもそのはずですよ、

フラム国は、私たちの生きる社会を

表現しているのですからね。

明らかに恵まれている環境にいるのにかかわらず

そのあるべきものを満たすために必要な資源を食い散らかし

それをほかに求めているということ…

 

 

フラム国の一員とされている人の中には

本当に身近な人がいたのです。

実はそのために、メンバーの一人が

手痛い目に遭っているんですよね。

しかも身代わりとして。

 

 

そして、そのフラム国の手は

ステファンにまで伸びてくるのです。

パセリの力がなければ

明らかにまずいところまで行くところでした。

 

 

で、この作品にはあるフラグも出てくるんですよね。

実はあまり隠しているわけではなくて

すでにある人がボソッと話してしまっているのです。

あくまでも形式上は確定事実としては

出されていないんですけれどもね…

 

 

で、その正体は

終盤にしっかりと出てきます。

まだこの作品では正体ははっきりとは出てきませんが

ネタばれ上等!!な私はその正体が

なんであるかは知っております。

もうね、悪い兆候しかないんですよ。ええ。

 

 

そして気付くことといえばミラクル・オーに

関する力に関して。

 

 

これもよくよく考えればああ、と思えるのですが

悪しき人が使うとよくないことが起きる、

ということをお爺さんが言っていましたね。

 

 

うん、それにつながるんですよ。

まあ、怖いけど、続きは読みますからね。

このブログの存在意義ってそういうことで

超雑読ですからね。

 

 

読み切るぞ。