超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

W・リップマン「世論(下)」

新年、あけましておめでとうございます。

2020年前にブログを移転し別の地からのスタートです。

順風満帆でありますように。

 

 

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W・リップマン「世論(下)」

世論(下)
W・リップマン

岩波書店 1987年12月 

by ヨメレバ

 

 【感想】

初感想となりましたね。

ただこれ、書きづらいんだよねぇ…

申し訳ないですが、感想は簡潔になる可能性がありますことを

ご了承いただければ幸いです。

(そのようなスキルを残念ながら、持ち合わせてはいない)

 

 

上巻のほうは割とすんなりと受け入れやすいものでした。

なのですが、下巻はそうはいかないようでして。

なんか、呪文の羅列(哲学的要素じゃないよ)が

出てきているような感じで私の気持ちは残念ながら

目の前の書籍にはあらず、でありました。

 

 

しかしながら、そのような状況の中でも

やはり目に留まる箇所はありましてね。

それは戦争におけるいわゆる上に立つ人たちのこと。

 

 

戦争に勝っている時はいいんですよ、

普通に情報を流すことができるんですから。

だけれども、そうでない場合だったらどうなるでしょうか?

 

 

そりゃあ誰とて、最悪の自体なんか正直に伝えるのは

まぁまぁ気が引けてきてしまいますよね。

それでやってしまいがちな行動といえばなんでしょうか。

 

 

…その事実を歪曲してしまう、ですよね。

つまりこれは本中に書かれていることである

メディアが伝えることを真実と同一視してはいけないということ。

そして、ここで思い浮かぶのはわが国がやった過ち。

 

 

なのでこういう悪い例なんか結局都合が悪い

超悪いときなんか取られがちなんですよ。

まあ今の日本なんかそもそも取り上げようともしないですし

変な情報流して攪乱させちゃうし。

下手すれば昔よりひどいかもですよ?

 

 

で、これらの歪んだ世論とでも言いましょうか…

にどうすれば立ち向かえるかといいますと先ほどの言葉を

肝に銘じておくことと

そういう情報はやはり的確なソースを調べるべきだということ。

エビデンスエビデンス言われますが今は本当にこれは大事。

 

 

私も今日知った残念な情報が最たる例。

これ疑うこと知っていて調べれば不買運動がくすぶりも

しなかったんですよね。

まあ何を指すかはここでは出しませんが。

 

 

こう思うと世論って結局情報をつかさどるところが

体よくやっているイメージが強いな、と思います。

それから自分を守るには「自ら知る」を貫くしかないわけで。