雨というものは時に様々な邪魔をするもの。
今日は調達日だったけど
撤退となりました。
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もしもし 白水社 1993年08月25日
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※若干のエロス要素あり
【感想】
R-18というほどではないのですが
そういう要素があります。
あまりそういう感想を露骨に出してしまうと
まずいのでそつのない範囲で感想を述べたいと思います。
この作品はタイトルで察することができますが
いわゆる電話でのそういう行為の一幕を
描いた作品です。
ただし、著者そのものが日常を描く人なので
さほど露骨、というのではないところは救いでしょうか。
そんな電話でつながった一組の男女。
女性のほうは稀有な方で
いわゆる人によっては至高の行為ができない体質の
持ち主のようです。
こういう人はいるんですよ。
女性であればすべての人がそういうことをできるように思いますが
あまりにも受け入れる器が狭すぎる人や
体質的に感染症を起こしやすい人とか。
女性がこの世に存在するだけ、その器の性質は
様々なのです。
電話の中身はフェティシズムの塊。
決してそこには至高の行為が絡まず
いわゆるセルフプレジャーが絡むものばかりとなっています。
世の中の人すべてがそういうことを考えてはいないでしょうが
やっぱり男女の数だけ
シチュエーションは様々ということです。
今回はこういう作品のため
感想文は手短にします。
文章にあらが出て警告来てほしくないですしね。
読む人はまず選ぶかとは思います。
決して至高の行為には及ばないですしね。
ただし、シチュエーションありきの人は
結構マニアックなものが用意されていますので
そこそこ楽しめるのではないでしょうか。
私は…
そういうのも嫌いじゃないけど
文章が本当に平凡な日常を描写するだけに
あまり耽溺はできませんでした。