何とかこれを期日までに仕上げられたので
明日はなんとか行けそうです。
今日行ってもいいけど出る時刻と次の用事の時間が
詰まる感じになるのでやめます。
犬は勘定に入れません 早川書房 2004年04月15日
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【感想】
これで2冊目の紹介となりましたね。
いわゆるユーモアSFの紹介ですよ。
ユーモアというか、スットコドッコイSFのほうが
もしかしたら正しいのかもしれません。
ある過去からのお宝を手に入れるために
躍起になる一人の学生の奮闘記(ただしへまばっかり)と
なっております。
ン?へまばっかりという
素晴らしいキーワードが付いていますねー…
ええ、彼の奮闘記、この本の分厚さを
見ればわかりますが相当の代物です。
何度も前進したかと思えばすぐ後退という
涙ぐましいほどのことをしてのけるのです。
だけれども、それに関して
読者はあまりストレスはたまりませんでしたね。
確かに事実は後退はしているのですが
文章に関してはストレスは
たまりませんでしたので。
あ、またネッド君(主人公)
やらかしてしまったのねーという感じ。
ちなみに、この本、ユーモアSFなくせに
ちゃんと悪役らしきやつも出てきます。
だけれども、序盤にネッドの教授に
軽くてひどい目に遭わせただけでそこまでの
人物でその企みが失敗に終わったとわかると
終盤のほうでしょんぼりしちゃうような
超々小物扱いです。
だったらそんなことしてネッドたちのチームの
邪魔をして差し上げるなよと
小一時間思いましたね…
一応、この作品
スットコドッコイSFのほかにも
恋愛要素も入っているようですが
スットコドッコイのほうがひどい(誉め言葉)ので
あまり印象に残りませんでした。
何気に某映画とは違い
過去を改変させていたりと斬新では
あるのですけれども
スットコドッコイですべてそこら辺の部分が台無しだよ!!
(これまた誉め言葉)
それと、問答無用に長いです。
レナルズの作品とかに慣れていれば
さほど問題はないかとは思いますが
そこのところは要注意で。