超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

読書(その他)

【あらゆる死と、破滅と】青山真治『死の谷'95』

文章に独特の世界観がある方です。結構エッジが効いているので苦手な人は苦手とするのではないでしょうか。大嫌いな兄から頼まれた妻の素行調査。しかしながら思わぬ展開が待っていて…

【男は狡猾な鬼に変貌した】コーネル・ウールリッチ『喪服のランデヴー』

これは本当悪いのは復讐された側ね。ただし一人のを除いてはほぼほぼとばっちりよ。その一番の悪は救いようのない復讐をされますがね。

【アレなものの裏には…】ミッキー・スピレイン『女体愛好クラブ』

こういうタイトルが来られちゃうと私のブログの健全さが損なわれちゃう…(どこが健全なんだ?)怪しげな組織が絡んでいる事件、しかしそれ以上に危険なものも…

【何かこのジャンルではない感じ】七尾与史『死亡フラグが立ちました!』

ある種問題作と言えましょう。確かに発想はすごいとは思うけどこれをこじつけてしまうのは無理に感じてしまいました。面白いんだけどね…キワモノだねぇ。

【消えた特急に隠されたとんでもないもの】クライブ・カッスラー『マンハッタン特急を探せ』

強盗が押し入ったがためにその行方はしれなくなってしまったある特急。突如としてその行方を探すものたちが。実はその特急にはある文書があったとされているのです…

【そして消えていく…】菊池勇夫『アイヌ民族と日本人』

歴史はどうして、こうも繰り返すのでしょうね。どこかに彼らに対する優越感があったのでしょう。そしてそこに対等なんかはなかったんだよ…

【鬼はそこにいるんだよ】朱川湊人『鬼棲むところ』

鬼がテーマの作品ですが、1つの例を除けば大体は人が鬼になる作品です。例外にした1作品はその人が特殊な力を持っているから。基本的に救われない作品が多めです。

【決して救われることはない】コーネル・ウールリッチ『恐怖の冥路』

この作品はBlack Seriesの中では異色かもしれません。犯人があまり隠されていないのもそうですが、結末を迎えてもどこまでも救われないのですよ。だから賛否あるでしょうね…

【最悪の展開をたどる】ミッキー・スピレイン『ねじれた奴』

この作品は読後感は最悪の部類に属する問題作です。まあなぜかは言及は避けたいと思います。このシリーズを読み続けてきたあなたならばその理由を察することは容易でしょう。

【この企業ですら最初は悲惨で…】南場智子『不格好経営』

今や球団を持つほどの企業。強さは…あまり言わないでおきましょう。この会社には様々な苦労がありました。今だったらもうあり得ないクラスのことをしでかしているんですぜ。

【これは不思議系だね】北村薫『野球の国のアリス』

どこかで見たことのある設定が印象的な作品。だけれども同じ名前だけれども彼女は不思議系ではなく、たくましい野球少女だったのです…!!

【その兵器、大変に危険】クライブ・カッスラー『QD弾頭を回収せよ』

湖に沈んだがゆえに長いこと行方不明になっていた機体。それはとんでもないものを搭載していたのでした…もしもそれがさく裂したら滅亡…なんとしても阻止せねば!!

【不運の人だったのでしょう】高橋英夫『ブルーノ・タウト』

まーた混ぜるな危険な要素詰めだぜ。哲学に建築とかもう混ぜてくれるなという感じ。ある亡命によりやってきた男の3年半を振り返る作品です。

【不思議な現象が紡ぎだす】宮部みゆき『幻色江戸ごよみ』

日常ではありえない不思議んな現象たち。時にそれは思わぬ事態を招いてしまったり、その恐るべき力を目の当たりにして何とか不幸を回避したり…

【女性は命を狙われている…?】ミッキー・スピレイン『蛇』

ヴェルダがかくまっていた女性はどうやら自分の親に殺されそうだと訴えていて…どうやらそれはある種の事件に関係があるようで…?

【このタイトルの意味は…】瀧羽麻子『女神のサラダ』

決してここに出てくる女性たちは器用な人ではないです。どこかにコンプレックスを抱えており時にうまくいかないことも。だけれども素敵な農産物、人が彼女らを救うのです。

【なぜいないはずの生き物が?】那須正幹『ズッコケ魔の異郷伝説』

タクワン先生の考案した縄文時代の体験宿泊で思わぬ事件が発生することに…そんな中一人の子の活躍でそんな困難も乗り越えてゆくことができたのです。

【戦争の中でも表現は生き続けた】内藤誠『シネマと銃口と怪人』

私はあまり映画には縁がないので正直、この本で紹介された人物に関してはほとんど理解できません。その点は申し訳なく思っています。だけれども粛清の危険もある中で彼らは表現をやめませんでした。

【危険を冒して無実を勝ち取る】コーネル・ウールリッチ『黒衣の天使』

しあわせだった生活は夫が逮捕されたことによりあっけなく終わりを告げます。だけれども、どうやっても彼はやっていない!!その事実をつかみ取るため、彼女は殺された女性の名簿のあるイニシャルの人たちのもとへ…

【一人の少女が生み出したもの】ポール・フライシュマン『種をまく人』

その地域はまるで荒れ果てていました。空き地にはゴミが不法投棄される始末。無論そんな場所の治安はよいはずがなく…だけれども、変わる出来事があったのですよ。

【もはやないものばかり】清水潔『街に煙突があったころ』

冷蔵庫の形式や、電球一つをとっても今とは全く違うものだということに驚かされます。そして白熱電球はついになくなってしまいましたからね…

【最強クラスのわからないもの】鎌田東二『聖なる場所の記憶』

多分この本のわからなさは今まで読んだ本の中で最強クラスかもしれません。この本の最後に出てくる西田幾多郎先生よりもきつく感じたからな!!(あれも大概にきつい)

【絶対的存在の歴史】松尾文夫『銃を持つ民主主義』

これはなかなかハードなやつでしたね。どうしてこの国が銃の呪縛から解かれないのか。それはある法律の仕業でもありました。だけれども…

【途方もない者を引き揚げろ!!】クライブ・カッスラー『タイタニックを引き揚げろ』

無双に定評のある男、ダーク・ピットが活躍しすぎるこのシリーズ。今回はひょんなことからとんでもない船を引き上げる計画に強制的に参加させられるピットのお話。

【強大な敵がマイクを襲う】ミッキー・スピレイン『燃える接吻』

今読み終えてカンジダのだけれどもこのタイトル、意味深なのですぞ。(これ以上は言えない)とんでもないものを敵に回したマイク。事件を解決し真相はつかめるのか…?

【その代償からは…】カート・ヴォネガット・ジュニア『母なる夜』

これはSFレーベルで出てるけどSF要素はないね…仮の人物がそうなだけ?ひとりの二重スパイだった男がたどった人生。結局は迫りくる罪からは…

【その災いは移動式】小野不由美『残穢』

ストレートに来る系のやばいのぶわっではないやつです。なのでインパクトはかけますが地味に追い詰められるやつですね。なぜこんなにも不幸が…?

【黒豹にまぎれた…】ウィリアム・アイリッシュ『黒いアリバイ』

一連の連続殺人事件。それは当初女優がパフォーマンスのために使っていた黒豹が逃げ出したことにより起きたものと思われていました。ところが…

【ある夫婦が一歩を踏み出すお話】西加奈子『きいろいゾウ』

この作品は別の作品を読んだ後に読んだほうがよいかもしれません。この方が初読の場合は薦めません。

【強大な敵が潜む】ミッキー・スピレイン『寂しい夜の出来事』

明日も一番忙しい水曜日、 余裕のよっちゃんで稼働だぜ。 休みというものは営業していないらしいぜ? 寂しい夜の出来事 posted with カエレバ Amazon.co.jpで詳細を見る 橋の上の殺人は… 感想 おわりに 終 橋の上の殺人は… 夜の橋の上で起きた殺人と、 そのそ…