超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【完全なるものは、ない】デイヴィッド・ブリン『ファウンデーションの勝利』

これでこのシリーズは完結。盛り上がりはこの巻が最高だと思います。ひょんなセルダンの好奇心が招いてしまった災難(?)とんでもない敵まで出てきます。

【肩透かし…】ナンシー・A・コリンズ『フォーリング・エンジェル』

一応これで三部作は完結となります…なんだろうな、これは最初でも指摘はしていたけどどうも文章がとっ散らかっているのよね。

【なんか見たことのある光景…】ウィリアム・ギブスン『あいどる』【再読(らしいよ…?)】

タイトルの後ろに変なのがついているけど気にしない!!この作品は今読むと現実化しているものが結構あったりします。ただしこの作品のように何かの装置を使うまでは…あるか、確かに。

【何をしても救われない】道尾秀介『骸の爪』

あらかじめ注意しておきますがこの作品、実に後味の悪い作品となっております。真備たちが関わっても関わらなくてもいずれここには悪い運命しかなかったのだと思います。まあ救いようのない事実しか出てこないぞ…

【こじつけ感があっても…】三浦展『ファスト風土化する日本』

恐らくこれを読んで、ああ、と思えることでしょう。私の近所にもあるし、少し行ったところもこの有様ですよ。そして問題点に関しても…

【子供たちの本気!!】那須正幹『うわさのズッコケ株式会社』

児童文学におさめるのがすんごくもったいない作品です。子どもながらに気づいたことから始まったかゆいところに手の届く商売。時にトラブルもあるけれども人たらしで乗り切っちゃうのだ!!

【ひょうきんな悪人たち】ドン・ウィンズロウ『キング・オブ・クール』

今までに見たことのないピカレスクものですね。ある高度な物を作ることができるようになった人たちがたどる波乱と騒々しい運命です。文章も特殊。

【こりゃあムッツリだな!!】村上春樹『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』

一応一連のエッセイは読んだかしらね。一部要素は批判されるかもね。(映画のところ)でも結構うなずける部分は多いと思うん。

【依頼主は因縁の…】ジェイムズ・クラムリー『ダンシング・ベア』

読み進めていて、お、これはいいなと感じた本でした。おそらく時代を経るにつれて著者の文章力が錬成されていったのだと思います。もちろんお酒も出てくるし女もいます。でも今回は頼もしい相棒もいるんですよ。

【実にシッチャカメッチャカだな!!】椎名誠『新宿熱風どかどか団』

なんていう作品だ!!こんなにシッチャカメッチャカ!!でも面白い!!そして元気が出る!!でもひどい経験もしてる!!不思議な人だよな…