超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【そして消えていく…】菊池勇夫『アイヌ民族と日本人』

歴史はどうして、こうも繰り返すのでしょうね。どこかに彼らに対する優越感があったのでしょう。そしてそこに対等なんかはなかったんだよ…

『7つの不思議なお話』宮部みゆき『本所深川ふしぎ草紙』

本所深川で起きる不思議な物語たち。そこには様々な事柄があります。だけれどもそこに関わっていたのは人だったわけで。人って怖いものよね。

【鬼はそこにいるんだよ】朱川湊人『鬼棲むところ』

鬼がテーマの作品ですが、1つの例を除けば大体は人が鬼になる作品です。例外にした1作品はその人が特殊な力を持っているから。基本的に救われない作品が多めです。

【ただの幽霊話ではないぞ】那須正幹『ズッコケ怪奇館幽霊の正体』

なぜか突如として現れた幽霊が出る噂。確かにその道路は事故が起きやすい場所ではありました。そんなあるとき、同級生である家族がその幽霊が出る場所で事故に見舞われるのです。

【決して救われることはない】コーネル・ウールリッチ『恐怖の冥路』

この作品はBlack Seriesの中では異色かもしれません。犯人があまり隠されていないのもそうですが、結末を迎えてもどこまでも救われないのですよ。だから賛否あるでしょうね…

【最悪の展開をたどる】ミッキー・スピレイン『ねじれた奴』

この作品は読後感は最悪の部類に属する問題作です。まあなぜかは言及は避けたいと思います。このシリーズを読み続けてきたあなたならばその理由を察することは容易でしょう。

【歪は作られているもの】内藤正則『プロパガンダ戦争』

かなり強烈にメディア関係に切り込んでいる本ですね。まあ、そこには切り込まれるだけの理由は多すぎるほどあります。現実私はこの番組系統は一切見ません。何の有益にもなりえませんので。