超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【ミステリー好きならばうれしいかも?】二階堂黎人『地獄の奇術師』

ついにこの日がやってきてしまいました。そうです、物量ミステリー作家として挙がるこの人です。だけれども初めてではありません。ふたを開けてみたらうれしさしかありませんでしたが。

【ある人一択ではないぞ】アミの会『ここだけのお金の使い方』

やっと読めたぜこのアンソロジー。多分ある人目的で読むと思うけどこの人のも面白いですよ!!もちろん。だけれどもえげつないお金の使い方のやつも面白いのよ。

【最低で最高なやつら】ジェイムズ・クラムリー『明日なき二人』

この作品はいろいろ危険な作品です。だってまあ人がバッタバタ行くんですもの。で、読者に思考の機会を与えてくれない。えらい作品じゃよ。

【かの国はな…】今村弘子『北朝鮮「虚構の経済」』

この本に関しては多くは語らないでおきましょう。まあなるべくしてあの国はそうなったわけですし。そう思うとなんかな。

【物量よ。】郡司勇『秘湯、珍湯、怪湯を行く!』

タイトルの通りでいわゆる一般的なガイドとは経路が全く違ったものとなっています。少し専門的記述があるので苦手な人は注意かな。中にはすんごいところも。

【その者、とんだ泥棒】デイヴィッド&リー・エディングス『アルサラスの贖罪1』

有名シリーズの新装版のイラストがとても印象的な作者ですね。ちなみにこの作品が最後の未訳作品ですが最後の作品ではないです。

【破滅への道】桐野夏生『OUT(上)』

この方の作品は登場人物が実に濃密。そしてまあまあただれている感が強いです。訳ありの人たちが道を踏み外したときに待ち受ける未来とは…