超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【影が薄いアイツ】河岡義裕『インフルエンザ危機』

今は何かとあの感染症がとやかく言われる時代です。でもこいつも季節になると警報が出るほど我々にとっては長い付き合いであることを忘れてはいけません。

【色々楽しめる問題作】ウィリアム・ギブスン『フューチャーマチック』

これはすんごい奇書じゃないかな。意味を求めて、真意を求めようとすると重症クラスのけがを負ってしまうやつ。まあもともと彼のほかのシリーズもそのテのだけどね…

【やばい奴らを敵に回しちまったな!!】ドン・ウィンズロウ『野蛮なやつら』

前回の作品は前日譚ですが、この作品は本編となります。麻薬ビジネスに手を出した3人の若者。しかしそれをよく思わない連中が出てきます。

【失踪した娘の行方】ジェイムズ・クラムリー『さらば甘き口づけ』

とてつもなくカオスなハードボイルド作家と言ったらこの人。お色気も混じるわ銃撃戦のかなり激しいのをやるわとまあまあすごいのよ。今度は別の探偵のシリーズ。こっちはカオスさは控えめ。

【完全なるものは、ない】デイヴィッド・ブリン『ファウンデーションの勝利』

これでこのシリーズは完結。盛り上がりはこの巻が最高だと思います。ひょんなセルダンの好奇心が招いてしまった災難(?)とんでもない敵まで出てきます。

【肩透かし…】ナンシー・A・コリンズ『フォーリング・エンジェル』

一応これで三部作は完結となります…なんだろうな、これは最初でも指摘はしていたけどどうも文章がとっ散らかっているのよね。

【なんか見たことのある光景…】ウィリアム・ギブスン『あいどる』【再読(らしいよ…?)】

タイトルの後ろに変なのがついているけど気にしない!!この作品は今読むと現実化しているものが結構あったりします。ただしこの作品のように何かの装置を使うまでは…あるか、確かに。