超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【宿敵、あらわる】ナンシー・A・コリンズ『ゴースト・トラップ』

今回の作品は間違いなくファンタジー。一応魔法は出てくるけれどもちょっと毛色は違うものだと思いますよ。(特にラストを見れば)

【命が消えたその先】高橋繁行『葬祭の日本史』

なにかと死はタブーとされがちです。誰だっていつぞや起きることに目を背けたいのは確かでしょう。だけれども、確実に通らねばならないのです。そんな、弔いに関しての本がこの本となります。

【いわくありげなもの】ウィリアム・ギブスン『ヴァーチャル・ライト』

サイバーパンクの大家の新シリーズ作品です。ただし、この作品はまだサイバーパンクというものが本格的に出る前の時代かな?そういう描写はほとんどなくそれにつながる「道具」の争奪戦という体をなしています。

【どこの国でも猫はかわいい】村上春樹『うずまき猫のみつけかた』

猫の写真がいっぱい出てきますよ。それと画伯の絵(今回はカラーだぞ)が出てきます。1個とびきりシュールなのがあって笑わせていただきました。画伯命は無事だったのかな…

【やはり意味深、来たな…】グレッグ・ベア『ファウンデーションと混沌』

きっと読んでいて、落差を覚えるかもしれませんね。「なんて読みやすいんだ…!!」でも前の巻の方はそういうスタイルですので…今回は心地よい読み心地できちんとファンを喜ばせる描写もあります。

【正直さと、胸糞と】ジミー大西『天然色日記』

多分この本は現在基準だと炎上案件になる部分があります。よく~なやつはというけれどもそのテンプレなやつが出てくるのです。でもきちんとコイツは罰はこの当時でもある程度受けてるけどね。

【いろいろな要素を含む、厄介な代物】井崎正敏『ナショナリズムの練習問題』

本当にこの言葉はよくわからないものです。過去にこの言葉のつく同じう新書を読んだ覚えがありますが「わからん」となりましたからね。いろいろと絡むからでしょう。