超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

蝉川夏哉「異世界居酒屋『のぶ』七杯目」

今のところ(2022.5.27現在)この作品が最新刊となります。その先は元のページでも書かれていません。今回は突如一人で現れた少女と、国を巡る運河工事がメインとなります。思わぬ人が主役級よ!!

【なぜ、爆発に魅入られたの…?】西尾維新「掟上今日子の設計図」

シリーズももう12冊目…!!来月頭には14冊目も刊行されます。今回はある爆破犯の物語…意外ですがこの作品は犯人はあっけなく露呈します。ですがメインはそのバレてからの様々な情報の駆け引きと犯人の心情です。

【当たり前にできることは、そこに従事する人がいるから】齊藤実「物流ビジネス最前線」

今では当たり前のようにこのご時世なのでネットの通販は使われています。その当たり前は流通というものがあるからこそだということ…流通の歴史と現状を解いた良書です。

【うひぃ…おっかねぇ】アミの会(仮)「隠す」

今回は「隠す」をテーマとしたアンソロジーです。大体の作品はネガティブなものとなりますが数作、そうでないのも含まれます。だけれどもやっぱり作品としてインパクトがあるのはネガティブな方でしょうか…

【変わることの難しさ】野中文江編「女としごと 2」【再読】

この本の職業にいわゆる非行少年を扱う職業の女性がいます。実は、彼女が仕事の舞台にしていた場所は今から数年前に凄惨な少年同士が被害・加害となった悲しい事件が起きた場所です。何一つ時は経とうが変わりやしない。

【ままある争いよ】門田泰明「大病院が震える日」

こういう作品はお定まりの構図、よね。権力を持った一番偉い人、ありとあらゆる欲を持っている…そしてそこにあるのは実子と私生児の争い(?)何やら?が付くのはちゃんと意味があります。

【別の視点での物語】冲方丁「マルドゥック・フラグメンツ」

現在(2022年5月10日現在)この本の次のシリーズはまだ完結されていません。ただしほんの少し主要人物の描写があるところで切ない感じがありそうなのは理解できることでしょう…