超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【ままある争いよ】門田泰明「大病院が震える日」

こういう作品はお定まりの構図、よね。権力を持った一番偉い人、ありとあらゆる欲を持っている…そしてそこにあるのは実子と私生児の争い(?)何やら?が付くのはちゃんと意味があります。

【別の視点での物語】冲方丁「マルドゥック・フラグメンツ」

現在(2022年5月10日現在)この本の次のシリーズはまだ完結されていません。ただしほんの少し主要人物の描写があるところで切ない感じがありそうなのは理解できることでしょう…

【絆、切れる】冲方丁「マルドゥック・ヴェロシティ3」

一連のシリーズの締めを飾る3巻目。どうして一心同体の彼らの絆は切れてしまったのか?それはボイルドの目的によるものでした…

【歴史は繰り返すもの】ディヴィッド・グッドマン 宮沢正典「ユダヤ人陰謀説」

読み進めていくうちにため息しか出てこない1冊になることでしょう。なぜならば、この本は同じことを何度も繰り返している「負の歴史」を読み解くことになるのだから。

【そんなもの、放っておかない!!】天酒之瓢「ナイツ&マジック 2」

美男子(中身はオッサン)のメカ異次元シリーズの2冊目。ついに途方もないお願いをして幻晶騎士の作成へとこぎつけることのできたエル。しかしながら、その有望なそれは国内どころの騒ぎではなく…

【まだ何かと言われていた時代】野中文江編「女としごと 1」【再読】

タイトルが時代を感じますね。まだまだ女性が仕事を持つということが当たり前ではないことを実感させられます。そんな時代を感じる作品ですが、輝いている人もいるのです。写真も輝いています、でもね彼女は早世してしまいました。

【廃墟と化した都市は、復活するのか】ブランドン・サンダースン「エラントリス(下)」

上下巻のこの作品もこれでおしまい。絶望と化した都市のエラントリス、どうしてこの都市はそうなってしまったのか…そして2つの国を侵略しようとする魔の手が迫ってきます…