この本には、決して読者の望むような結末はないのです。だけれどもその結末ですら、ただただ美しいのです。
様々な生物が地球には生息しています。目に見えるものから、見えないもの、そして特殊な機構を持つもの…そんな者たちを、知りたくはありませんか?
もしも、あなたと趣味、好みまで合わせられるような人がいたらどう思いますか?そしてそれが、自分のありとあらゆるリスクをあらかじめ試すような「人柱」のような存在だったら…
ミステリー作品の中には時に狂気に満ち溢れているものがあり、それも魅力の一つではあります。しかし、この作品は丸ごと恐怖、ええほぼすべてがよく考えれば「狂気」なんですよ…
人には光の要素もあれば、闇の要素もあります。それがたとえ、正義の立場であったとしてもです。外伝というにはあまりにも多いボリュームに驚かれるかもしれません。でもそこにはあの出来事のあとの「彼ら」の奮闘が描かれているのです。
体を作るということ。これはすぐにできることではありません。すぐにはできなくても、それを効率よく行うことはある程度は可能なのです。そのヒントがこの本には隠されているかもしれません。
この新書は、新書としては異例の300ページ越えの大作となっています。「どうせつまらないんだろ?」とお思いのあなた?ノンノン。表紙のアレさとのギャップに驚かれること、間違いないでしょう。